2022年5月29日（日）・6月5日（日）開催
大阪湾に暮らすイルカの仲間「スナメリ」の目視調査を実施し、参加者を募集します

※終了いたしました。

スナメリはアジアから中東の沿岸域などに暮らす小型のイルカの仲間で大阪湾にも生息しています。海遊館では大阪湾に位置する水族館として、スナメリに関する調査に取り組んでいます。

また、今回の調査では船に乗り大阪湾に暮らすスナメリの目視調査を行うとともに、スナメリの暮らす大阪湾の自然環境や人とのつながりなどを体感していただける内容です。

海遊館ではスナメリの各種調査によって、大阪湾やそこに暮らす生き物について興味関心を持っていただく機会を提供するとともに、生き物や自然環境の保護に取り組みます。

なお、今回の調査は大阪ECO動物海洋専門学校と共同で実施します。

スナメリについて

学名　Neophocaena phocaenoides
英名　Finless porpoise

ネズミイルカ科に属する体長2m程度の小型のイルカの仲間。体の色は灰色っぽく、体のわりに大きな胸びれを持つが、背びれはなく、背中には直径1mm程度のイボが並ぶ。このイボを仲間同士でこすり合わせることによってコミュニケーションをとっているのではないかという説がある。

【イベント詳細】

スケジュール

【その他】

• 調査内容を変更、または中止する場合があります。中止の場合は開催前日までにご連絡します。
• スナメリを確認できない場合もあります。

▲過去の調査で見られたスナメリの様子（2013年6月9日撮影）

海遊館のスナメリ調査の取り組み

海遊館では下記のような、スナメリの実態調査を行っています。

スナメリの生息数調査

生息数を把握するため、どこに、どれだけ、どのようにスナメリが見つかるかを調査します。

1. 海水運搬船 乗組員による目視調査
2. 遊漁船を使った目視調査
3. 漁師さんなど、海に関わる人たちへの聞き取り調査

→ 海遊館の大阪湾スナメリ調査