5月14日（水）、5月21日（水）開催
大阪湾に暮らすイルカの仲間「スナメリ」の目視調査を実施し、参加者を募集します！

スナメリは、アジアから中東の沿岸域などに暮らす小型のイルカの仲間で、大阪湾にも生息しています。
海遊館は大阪湾に位置する水族館として、2010年からスナメリに関する調査に取り組んでいます。

今回の調査は、大阪ECO動物海洋専門学校（大阪市西区）と共同で開催します。船に乗り、大阪湾に暮らすスナメリの目視調査を行うとともに、スナメリの暮らす大阪湾の自然環境や人とのつながりなどを体感していただけます。

スナメリについて

学名　Neophocaena asiaeorientalis
英名　Finless porpoise

ネズミイルカ科に属する体長2m程度の小型のイルカの仲間。体の色は淡い灰色をしており、体に対し大きな胸びれを持つ。背びれはなく、代わりに背中には正中線に沿って高さ2～3cmの隆起があり、直径1mm程度の突起が密生している。この突起を仲間同士でこすり合わせることによってコミュニケーションをとっているという説もある。

イベント詳細

スケジュール

その他

• 天候や海況により、調査内容を変更、または中止する場合があります。中止の場合は開催前日までにご連絡します。
• スナメリを確認できない場合もあります。
• 学校等、団体でのお申込みはご遠慮ください。

▲今年の調査で見られたスナメリの様子

海遊館のスナメリ調査の取り組み

海遊館ではスナメリの生息数を把握するため、下記のような方法で「生息数調査」を実施しています。

1. 海水運搬船 乗組員による目視調査
2. 遊漁船を使った目視調査
3. 漁師さんなど、海に関わる人たちへの聞き取り調査

→ 海遊館の大阪湾スナメリ調査