調査・研究
2023年10月24日
"計量記念日" にあたる2023年11月1日(日)に、ジンベエザメの全長を実測します。
海遊館では、まだ詳しい生態のわかっていないジンベエザメの生態研究や体調管理の一環として全長測定を行っています。
全長測定はメジャーによる実測を行っており、この方法は給餌中のジンベエザメの体に触れるトレーニングによって実現しました。昨年からは健康管理の精度向上を目指し、全長に加えて胴回りも計測します。
また、海遊館が日頃から取り組んでいる、生き物たちの健康管理の取り組みについて知ってもらいたい、という思いから、同日に「南極大陸」水槽で暮らす計オウサマペンギンの雛2羽の体重測定と解説を実施します。
日 時:2023年11月1日(水) 10:30 ~ 10:40
場 所:「太平洋」水槽
測定個体:遊(ゆう)メス、推定年齢16~17歳
※生き物の状況によっては予告なく計測を中止する可能性があります。
※昨年の計測結果はこちら
日 時:2023年11月1日(水) 11:25 ~ 11:30
場 所:「南極大陸」水槽
測定個体:①2023年8月11日孵化の雛 ②2023年9月3日孵化の雛 計2羽
備 考:測定時、水槽内の飼育員がお客様へ解説を行います。
※状況によって、予告なく内容を変更・中止する場合があります
計量に関する制度は、経済・社会の最も基本的な制度であり、国民生活のあらゆる分野の基盤的制度です。計量の基準を定め、適正な計量を確保することは、日常の生活を守るとともに、経済の発展及び文化の向上のために非常に重要なものです。
経済産業省では現行の計量法が施行された平成5年11月1日にちなみ、以後11月1日を「計量記念日」とし、また11月を「計量強調月間」とし、計量制度の普及や社会全体の計量意識の向上を目指しています。
(一般社団法人日本計量振興協会ホームページより)
2025.04.24
生きもの情報
【海遊館初展示】タカアシガニの「メガロパ幼生」の展示をしています
「日本海溝」水槽で孵化したタカアシガニの幼生を4/23より、エントランスビル4F、飼育員カウンターにて期間限定で展示しています。 2025年3月7日(金)に、「日本海溝」水槽でタカアシガニの赤ちゃんが生まれているのを飼育員が発見し、バックヤードにて大切に飼育していました。タカアシガニの赤ちゃんは誕生直後は「ゾエア幼生」と呼ばれ、大人とは異なる姿をしています。脱皮を繰り返しながら「メガロパ幼生」を経て、大人と同じ姿の「稚ガニ」に成長します。この度、メガロパ幼生(約3mm)まで成長しましたので、世界最大のカニ「タカアシガニ」の今しか見られない貴重な姿をぜひご覧ください。また、タカアシガニの幼生の成長の様子はブログ「海遊館の舞台ウラ」でも紹介しています。 期 間 2025/04/23~ 場 所 海遊館エントランスビル4F 飼育員カウンター 種 類 タカアシガニのメガロパ幼生(大きさ約3㎜) 5匹程度 ※生き物の状況によっては急遽展示を中止する場合がございます。 タカアシガニ 英名:Japanese giant spider crab学名:Macrocheira kaempferi オスは鋏脚を広げると3m以上にもなる、世界最大のカニ。より大きな分類群である節足動物としても世界最大の種で、主に日本近海に分布するが、台湾などでも漁獲例がある。普段は深海域で生活し、春になると産卵のために浅海域へ移動することが知られている。
2025.03.31
ニュース
「世界自閉症啓発デー」にあわせた、 啓発イベントを開催します。
4月2日は、国連の定める「世界自閉症啓発デー」です。自閉症をはじめ発達障害をもつ方々への理解促進を目的とした、啓発イベントを開催します。① 施設のブルーライトアップ「世界自閉症啓発デー」では、世界中のランドマークが「いやし・希望・おだやか」を示すシンボルカラーの青色でライトアップされます。大阪府・大阪市の他施設とともに、「海遊館」「天保山大観覧車」のブルーライトアップを実施します。 海遊館 ブルーライトアップ(過去実施の様子) 日時 2025年4月2日(水) 日没後 ~ 21:00 場所 海遊館、天保山大観覧車 その他 ・天保山大観覧車では、2025年4月2日(水)~5月2日(金)の1か月間、お客様に「世界自閉症啓発デー日本実委員会」が発行するリーフレットを配布します。・予定枚数に達した場合、期間中であってもリーフレットの配布を終了させていただく可能性がございます。 ② アートスタンプラリー株式会社海遊館は2024年より、障がいを抱えるアーティストとライセンス契約を結び、アート作品を用いた製品の製作販売やイベントを開催するクリエイティブ会社「株式会社ヘラルボニー」と、発達障がいへの啓発を目的としたコラボ企画を実施しています。2025年は、切り紙アーティスト『輪島 楓』氏の作品を用いたアートスタンプラリーを開催します。専用のスタンプ台紙を手に、「天保山マーケットプレース」館内に5か所あるポイントでスタンプを集めていくと、重ね捺しで同氏の作品『ドロップス』が完成します。各ポイントにはスタンプの他、発達障がいについてお伝えする情報掲示もございます。 輪島 楓氏 作品『ドロップス』 期間 2025年4月2日(水)~5月2日(金) 場所 天保山マーケットプレース 料金 無料 参加方法 どなたでもご参加いただけます。館内5か所のポイントにはスタンプとスタンプ台紙、発達障がいに関する情報掲示があります。どのポイントからでも始めることができ、5つ全てのスタンプを集めると、輪島 楓氏の作品『ドロップス』が完成します。 その他 予定枚数に達した場合、期間中であってもスタンプ台紙の配布を終了させていただく可能性がございます。 【 株式会社ヘラルボニー 】 「異彩を、放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と新たな文化の創出を目指すクリエイティブ会社。国内外の障害のある作家とIPライセンス契約を結び、ライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、さまざまな形で異彩を社会に送り届ける多様な事業を展開する。【 輪島 楓 】 2008年11月石川県金沢市生まれ。魔法使いやヒーロー・ヒロインが出てくる物語が大好きで、5歳の頃から折り紙を切ってお話に出てくる登場人物やアイテムを表現している。作品「ドロップス」に散りばめられたモチーフは『不思議の国のアリス』のお茶会シーンからインスピレーションを得たもの。瓶、ナイフ、ドレス、ハートの冠、靴、水、ヒゲ、ズボン、ビスケット、矢印など、すべて切り絵で表現されている。
2025.03.28
生きもの情報
【お知らせ】「アリューシャン列島」水槽のリフレッシュ工事について[4/9~]
「アリューシャン列島」水槽は、2025年4月9日からより良い飼育環境の整備のため、ご覧いただけません。ご了承ください。工事終了は2025年秋以降を予定しています。 なお、エトピリカのバックヤードでの暮らしぶりを、海遊館HPのブログ「海遊館の舞台ウラ」でお伝えする予定です。