生きもの情報
2023年10月17日
2023年8月23日(水)から24日(木)にかけて、バックヤードにてコツメカワウソの赤ちゃんが4頭誕生しました。海遊館でのコツメカワウソの繁殖は、2013年以来10年ぶりです。
赤ちゃんの展示デビューは来春以降になる予定で、それまでは飼育員によるブログ「海遊館日記」やライブ配信で成長の様子をお伝えしてきます。
コツメカワウソの赤ちゃん(8/29撮影)
コツメカワウソの赤ちゃん(10/17撮影)
■生年月日 : 2023年8月23日(水)~24日(木)
■頭数 : 4頭(オス3頭、メス1頭)
■全長 : 約18cm(8月29日時点)→ 約24cm(10月11日時点)
■体重 : 118~128g(8月29日時点)→ 508~536g(10月17日時点)
■両親 : 母親...「センティ」5歳、2021年に香港オーシャンパークから搬入
父親...「ビジュ」8歳、2022年に埼玉県こども動物自然公園から搬入 担当飼育員コメント
センティとビジュに新たな家族ができ、母仔ともに健康でホッとしております。コツメカワウソは生息地での個体数が減少しており、海遊館は域外保全の一環として、繁殖生理や飼育技術の向上、保全の普及啓発に取り組んできました。国内の飼育数は増加していますが、血統の偏りが課題となっており、海遊館では新たな血統を導入できるように努めてきました。今回の繁殖はこのような課題に取り組む上でも非常に重要な意義を持つもので、大変嬉しく思っています。
2025.04.24
生きもの情報
※展示終了しました【海遊館初展示】タカアシガニの「メガロパ幼生」の展示をしています
※展示終了しました「日本海溝」水槽で孵化したタカアシガニの幼生を4/23より、エントランスビル4F、飼育員カウンターにて期間限定で展示しています。 2025年3月7日(金)に、「日本海溝」水槽でタカアシガニの赤ちゃんが生まれているのを飼育員が発見し、バックヤードにて大切に飼育していました。タカアシガニの赤ちゃんは誕生直後は「ゾエア幼生」と呼ばれ、大人とは異なる姿をしています。脱皮を繰り返しながら「メガロパ幼生」を経て、大人と同じ姿の「稚ガニ」に成長します。この度、メガロパ幼生(約3mm)まで成長しましたので、世界最大のカニ「タカアシガニ」の今しか見られない貴重な姿をぜひご覧ください。また、タカアシガニの幼生の成長の様子はブログ「海遊館の舞台ウラ」でも紹介しています。 期 間 2025/04/23~ 場 所 海遊館エントランスビル4F 飼育員カウンター 種 類 タカアシガニのメガロパ幼生(大きさ約3㎜) 5匹程度 ※生き物の状況によっては急遽展示を中止する場合がございます。 タカアシガニ 英名:Japanese giant spider crab学名:Macrocheira kaempferi オスは鋏脚を広げると3m以上にもなる、世界最大のカニ。より大きな分類群である節足動物としても世界最大の種で、主に日本近海に分布するが、台湾などでも漁獲例がある。普段は深海域で生活し、春になると産卵のために浅海域へ移動することが知られている。
2025.03.28
生きもの情報
【お知らせ】「アリューシャン列島」水槽のリフレッシュ工事について[4/9~]
「アリューシャン列島」水槽は、2025年4月9日からより良い飼育環境の整備のため、ご覧いただけません。ご了承ください。工事終了は2025年秋以降を予定しています。 なお、エトピリカのバックヤードでの暮らしぶりを、海遊館HPのブログ「海遊館の舞台ウラ」でお伝えする予定です。
2025.02.26
ニュース
【3/5より様々な装飾や催しが登場!】「海遊館」「天保山マーケットプレース」は35周年を迎えます。
2025年7月20日に、「海遊館」「天保山マーケットプレース」は35周年を迎えます 「海遊館」「天保山マーケットプレース」の35周年スローガンは『こころが、フフフ』。みなさまのこころがフフフと笑うような、"ちょっと"ワクワクする場所を目指します。 シンボルマークは、"ちょっと"ワクワクする「ワクワクのかけら」。ジグソーパズルのピースに見立て、それらが組み合わさって1つの形となるデザインとしました。2024年11月28日(木)にリニューアルオープンした、世界最大のサンゴ礁を再現する「グレート・バリア・リーフ」水槽と「35(サンゴ)」にちなんだサンゴ礁の他、周辺施設の天保山大観覧車や観光船サンタマリアをデザインに取り入れています。 また、35周年を迎えるにあたり、特設サイトを3月5日にオープンします。35周年を彩る様々な装飾や企画など盛りだくさんで周年イヤーを盛り上げますので、イベント情報はぜひ特設サイトでご確認ください。