10年ぶりに登場!大型エイ「ナンヨウマンタ」の展示を開始しました
2024年11月13日(水)より、大型のエイの仲間「ナンヨウマンタ」の展示を開始しました。本種の展示は10年ぶりとなります。
現在は「太平洋」水槽で暮らすジンベエザメや近縁種であるイトマキエイとともに、水槽内を優雅に泳ぐ様子を見せてくれるほか、毎日10:30と15:00に実施している「お食事タイム」では、水面まで浮上し飼育員が柄杓で与えたエサを食べる様子をご覧いただけます。
ナンヨウマンタについて
英名:Alfred manta
学名:Mobula alfredi
成長すると体盤幅が4m以上になる大型のエイ。オニイトマキエイと同種とされていたが、2009年に別種であることが確認された。頭鰭(とうき、あたまびれ)を広げることで、プランクトンを効率よく摂食する。主に沖縄以南、インド太平洋の温・熱帯海域に生息し、高知県での目撃情報は稀。IUCN (国際自然保護連合)のレッドリストでは「危急種(VU)」に指定されている。
ナンヨウマンタとイトマキエイの見分け方
ナンヨウマンタとイトマキエイは、どちらも「イトマキエイ属」に属する近縁種です。口の形状や位置、背中の模様などで見分けることができます。
■口の形状、位置
ナンヨウマンタの口は幅が広く、頭部前方に位置しています。イトマキエイの口はナンヨウマンタと比べて幅が狭く、やや腹側に位置しています。
■背中の模様
ナンヨウマンタの背中は黒く、頭部にハの字型の模様があります。イトマキエイの背中は藍色で、頭部に黒い帯状の模様があります。
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