海遊館のビジネス

海遊館のビジネス

事業領域

事業領域

水族館運営事業

株式会社海遊館のコア事業は、水族館の運営です。

「海遊館」「ニフレル」の2施設を運営しています。
水族館事業の収益は、入館料収入だけでなく、物販や飲食、駐車場などの付帯収入によって構成されています。どうやって一人でも多くのお客様にお越しいただくか、そして、ワクワクするコンテンツや商品を開発・提供するかを考え事業の成長を目指しています。

その他

商業施設「天保山マーケットプレース」の運営管理、高知県の「大阪海遊館海洋生物研究所 以布利(いぶり)センター」の運営を行っています。以布利センターでは、海洋生物の調査研究および収集を行っています。

事業領域海遊館とニフレルの営業収益比率(2017年度)海遊館の営業収益の構成比率(2017年度)ニフレルの営業収益の構成比率(2017年度)(※不動産収益=テナント賃料、駐車場収益など)

経営理念

私たちの理念です。

ビジョン

いつも新鮮で、何度も訪れたくなる、水族館を核とする最高のエンターテインメント施設を目指します。

ミッション

海といきものの素晴らしさと最上のおもてなしで非日常空間を創造し、お客様に感動と安らぎをお届けします。

実績

株式会社海遊館の実績をご紹介します。

入館者数の推移

一般に、継続的な話題提供や新規投資が成功しなければ入館者数は減少していくとされるレジャー業界において、2019年まで安定して300万人以上のお客様を海遊館とニフレルで迎えています。 2020年以降、新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックの影響で、インバウンドが大幅に減少したことに加え、感染拡大を防止するために臨時休館や入館制限を行う等、弊社の事業を取り巻く環境は大きく変化しました。 2022年現在、お客様に安心安全に施設を楽しんでいただけるよう、海遊館とニフレルでは感染防止対策を徹底しており、両館の入館者数も大幅に回復しています。

入館者数の推移

海遊館
:国内の水族館史上最大の入館者数を記録。
2018年9月には国内水族館初達成となる累計入館者7,500万人を突破。
ニフレル
:2016年4月、予定よりも早い開業約4.5ヶ月にして来館者100万人を突破。

リピーター

国内からの海遊館の入館者のうち、約60%がリピーターです。今後はニフレルでもリピート率の向上を目指していきます。

(2017年度海遊館入館者アンケート(日本語のみ)結果より)

リピーター

「アジアNO.1」の水族館、海遊館

「トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光スポット2014 ~動物園・水族館編~」(世界最大の旅行口コミサイトTripAdvisor®による)で、海遊館が日本の水族館ランキング・アジアの水族館ランキングの両方で第1位を獲得。現在もTripAdvisor®では、大阪の人気観光地として、道頓堀やユニバーサル・スタジオ・ジャパン®に並び紹介され続けています。

また、フランスで発売された日本を訪れる外国人観光客向けガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で海遊館は2つ星を獲得。紹介されている水族館は国内7園館のみで、2つ星は海遊館を含む3園館です。

世界100カ国以上からのお客様

海遊館は、世界100カ国以上の国からのお客様をお迎えしています。文化の異なる世界中の方にも受け入れられ、評価され続けています。今後はニフレルも、海外での知名度向上に向けて動いていきます。

飼育下研究と種の保存

生態研究や繁殖研究など、飼育下での研究や技術の発展において数々の実績を残しています。多様で貴重な野生生物を飼育し、間近で観察し繁殖研究を行う機会は、水族館や動物園だけが持っています。特に、大型の水槽を備えた研究所を持つ水族館は海遊館のみです。

研究実績

この他にも海獣類の人工哺育や魚類を含む動物の医療、トレーニングによる健康管理と環境エンリッチメントなど、生きものたちの生活環境を向上させる技術の確立に励んでいます。

共同研究

様々な大学や研究機関と学術交流協定を結ぶなどして、技術の発展・確立に努めています。今後も関係機関と協力し、さらなる研究の発展に寄与していきます。
京都大学 野生動物研究センター:カマイルカの音響研究など
北海道大学・大学院:ジンベエザメの回遊経路調査など海洋生物を中心としたバイオロギング
神戸大学大学院:イワトビペンギンの人工繁殖に関する研究
調査・研究について詳しくはこちら

生きものたちの生命を、次に繋ぐ。
その努力が、お客様の笑顔に繋がっていく。

エンターテイメント性だけ、生物保護研究だけを追求することは、私たちのビジネスではありません。どちらも追求すること、そして両方に良い効果を生み出すことが私たちのビジネスです。生きもののふしぎを研究し、そのふしぎをもっと面白く伝えていく。たくさんの方に興味を持ってもらうことが、さらにふしぎの解明に繋げられる、そして生命を繋いでいく
お客様に笑顔を届けること、生きものたちを護ること、まったく違うように見える2つのことですが、株式会社海遊館はその両方に励み、繋げることが出来ているからこそ成り立っています。

未来へ

未来へ

多様な生きもの、
多様なアイデア

海遊館は開業から31年が経ち、社会状況も大きく変化しています。2000年代に入り、既存水族館の全面リニューアルや新規水族館の設立が相次ぎ、競争は激化しています。国内のレジャー人口が年々減少していく傾向にある中で、飽きられない新鮮な感動を提供し続けなければなりません。
さらにインバウンド増加、東京オリンピック開催、大阪・関西万博、大阪へのIR誘致などの大きな社会の動きや、コト消費への変化、さらなるデジタル化など、大きな社会のトレンドにも敏感に反応していかなければなりません。

多様な生きものたちの魅力を伝えていくために、私たちも多様なアイデアで新しい価値を創造し続けることを目指しています。

KAIYUKAN RECRUITING 2025


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