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2013年09月10日
平成25 年8 月27 日(火)に、オウサマペンギンの赤ちゃん1 羽が誕生しました。現在、「南極大陸」水槽にて、親鳥がおなかの下で保護しており、時折、赤ちゃんが顔をのぞかせます。
8月27日に生まれたオウサマペンギンの赤ちゃん(9月10日撮影)
こんなに大きくなりました!(10月15日撮影)
オウサマペンギンは、ペンギンの中でも特別な方法で卵を温めます。巣をつくらず、卵を直接あしの上に乗せ、おなかの皮膚をかぶせて卵を包み込みます。オスとメスが交替で卵を温め、およそ60 日後に赤ちゃんが誕生します。
海遊館では、オスとメスが卵を受け渡す時に、卵を落として割ってしまったり、プールに落としたりする事故を防ぐため、産卵後すぐに、模造の卵とすり替える工夫を行います。卵はふ卵器に収容し、赤ちゃんが中から殻を割り始めた頃に親鳥に戻します。
現在、赤ちゃんの健康状態は良好で、飼育係員は、毎日、赤ちゃんの体重を測定し親鳥とともに成長を見守っています。(体重測定は、海遊館の開館時間前に行います)。
海遊館でのオウサマペンギンの誕生は、通算40 羽目となりました。
8月27日に生まれたオウサマペンギンの赤ちゃん(9月10日撮影)
【赤ちゃんの誕生について】
産 卵 日:平成25年7月1日(月) ※卵の長径104.0mm、短径77.6mm、重量365.4g
ふ 化 日:平成25年8月27日(火) ※産卵後57日目、体長約10cm(目測)、体重267.5g
雛の大きさ:体長約12cm(目測)、体重383g ※9月3日現在
【オウサマペンギンについて】
和名:オウサマペンギン(ペンギン科) 英名:King penguin 学名:Aptenodytes patagonicus
南極大陸周辺の島に生息し体長約90cm、体重約12kg。小魚、オキアミ、イカなどを食べる。 ふ化後約1ヵ月で体重約2㎏、2ヵ月で体重約7㎏。生まれてからおよそ6ヵ月後には親鳥とほぼ同じ大きさになる。生後8ヵ月頃に茶色い綿羽が抜け落ち、親と同じ模様になる。
海遊館では、7 月10 日生まれのアデリーペンギンの赤ちゃんと7 月26 日生まれのジェンツーペンギンも元気に成長しており、ひな鳥らしい可愛らしい様子が見ごろとなっています。
アデリーペンギンの赤ちゃん(7月10日生まれ、9月4日撮影)
ジェンツーペンギンの赤ちゃん(7月26日生まれ、9月4日撮影)
ジェンツーペンギンの赤ちゃん(7月27日生まれ、バックヤードで人工保育中のため非公開)
ジェンツーペンギンの赤ちゃん(8月11日生まれ、バックヤードで人工保育中のため非公開)
2025.04.24
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※展示終了しました【海遊館初展示】タカアシガニの「メガロパ幼生」の展示をしています
※展示終了しました「日本海溝」水槽で孵化したタカアシガニの幼生を4/23より、エントランスビル4F、飼育員カウンターにて期間限定で展示しています。 2025年3月7日(金)に、「日本海溝」水槽でタカアシガニの赤ちゃんが生まれているのを飼育員が発見し、バックヤードにて大切に飼育していました。タカアシガニの赤ちゃんは誕生直後は「ゾエア幼生」と呼ばれ、大人とは異なる姿をしています。脱皮を繰り返しながら「メガロパ幼生」を経て、大人と同じ姿の「稚ガニ」に成長します。この度、メガロパ幼生(約3mm)まで成長しましたので、世界最大のカニ「タカアシガニ」の今しか見られない貴重な姿をぜひご覧ください。また、タカアシガニの幼生の成長の様子はブログ「海遊館の舞台ウラ」でも紹介しています。 期 間 2025/04/23~ 場 所 海遊館エントランスビル4F 飼育員カウンター 種 類 タカアシガニのメガロパ幼生(大きさ約3㎜) 5匹程度 ※生き物の状況によっては急遽展示を中止する場合がございます。 タカアシガニ 英名:Japanese giant spider crab学名:Macrocheira kaempferi オスは鋏脚を広げると3m以上にもなる、世界最大のカニ。より大きな分類群である節足動物としても世界最大の種で、主に日本近海に分布するが、台湾などでも漁獲例がある。普段は深海域で生活し、春になると産卵のために浅海域へ移動することが知られている。
2025.03.28
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2025年7月20日に、「海遊館」「天保山マーケットプレース」は35周年を迎えます 「海遊館」「天保山マーケットプレース」の35周年スローガンは『こころが、フフフ』。みなさまのこころがフフフと笑うような、"ちょっと"ワクワクする場所を目指します。 シンボルマークは、"ちょっと"ワクワクする「ワクワクのかけら」。ジグソーパズルのピースに見立て、それらが組み合わさって1つの形となるデザインとしました。2024年11月28日(木)にリニューアルオープンした、世界最大のサンゴ礁を再現する「グレート・バリア・リーフ」水槽と「35(サンゴ)」にちなんだサンゴ礁の他、周辺施設の天保山大観覧車や観光船サンタマリアをデザインに取り入れています。 また、35周年を迎えるにあたり、特設サイトを3月5日にオープンします。35周年を彩る様々な装飾や企画など盛りだくさんで周年イヤーを盛り上げますので、イベント情報はぜひ特設サイトでご確認ください。