海遊館日記

2015年3月

アンニュイ...

いろいろな表情を見せてくれる「体感!熱帯雨林」のコツメカワウソ・ハチくん。

広報のカメラマンがいろいろ撮ってくれました。

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でも、私の撮った1枚は...

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とてもアンニュイなハチくんだったので、大笑いしてしまいました。

あなたはもっとできるはず!

「瀬戸内海」水槽の底、礫の部分に何かがいます。

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もうおわかりですね。
こたえは「ヒラメ」でした。

現在、5階の企画展示室では企画展「ヒレのヒミツ ~スイマーたちの華麗な物語~」を開催中。
そこには、すてきなヒラメのレプリカが!!

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これは大分の水族館「うみたまご」さんからお借りしているものです。

ヒラメは孵化直後、マダイなど普通の魚と同じように、目は体の両側についています。
しかし、2週間を過ぎると右の目がつつつと頭のてっぺんを超え、左側に移動して、このような形になります。

左右反対ではありますが、クロダイをご覧ください。

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ヒレのつき方や側線など、横から見たようすは、先ほどのヒラメと同じであるのがよくわかると思います。

つまり、ヒラメは、体を上下に振って泳いでいるように見えますが、普通の魚と同じように左右に振っているのです。

企画展「ヒレのヒミツ ~スイマーたちの華麗な物語~」ではヒレの活用方法や進化について紹介しておりますので、またご覧くださいね。
4月5日(日)までです。

さて、ヒラメやカレイなどは最初の写真のように、砂に潜りますが、体を上手にぷりぷり振って潜っていきます。

しかし、これはあまりうまく隠れているとはいえません(尾がでてるよ...)。

体の色はまわりとほぼ一緒なのはさすがですが、潜るならもう少し潜りましょう!!


ヒラメより
「上手に潜ったら見えなくなって、お客様に見えないって思われちゃうよ」

そ、そうか...。

恐るべし"オゾン"

皆さんは、"オゾン"と聞いて何を思い浮かべますか?

オゾン層、オゾン脱臭、それだけではなく、水をきれいにすることも出来るのです。

大阪市の水道水はオゾン殺菌をしています。
水族館でもオゾンを使用して飼育水を浄化しているところは多数あり、海遊館でも使用しています。

今回、注入装置に異常があったため点検を行いました。

▼オゾンは、水中に空気と一緒に吹き込みます
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▼"イッチニ、サンシ" 点検は潜水作業。事前のストレッチを念入りに
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▼注入装置につなぐネジの部分が黒っぽい
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▼新品のネジと比べると・・・
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ネジが完璧に腐食して、注入装置から外れていました。

腐食に強いステンレスを使っているのですが・・・。

"オゾン"は、水をきれいにしてくれる反面、その取り扱いや設備の定期点検がとても大切です。

どうなってるの??

朝、ふあふあクラゲ館のアカクラゲを見ると...
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ながーい触手が絡み合っています。

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アカクラゲの触手は40本以上あるのだそうで、長いものでは2m以上にもなるそうです。

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しっかり?と絡んでますねー。

みなさま、気になるところだと思いますが、担当者に「これってこの後どうなるの?」と聞くと、「時間がたってとれることもあるし、場合によっては、ちぎれる」とのこと。

アカクラゲの触手には毒があるので、係員が触ることはできません。

万が一、触ることができたとしても、細くてちぎれやすいため、係員がほどくのは無理そうです。

なんとか自然に絡みがとれるのを祈るばかりです。

監視カメラは見た!其の弐

以前「監視カメラは見た!」(海遊館日記2014年11月15日号)でペンギンのへんてこポーズをご紹介しましたが、あれから数ヶ月経ち、オウサマペンギンも予備水槽から南極大陸水槽へ帰っていきました。

もう変なことするやつはいません!今日も監視カメラをチェックします(^o^)/

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変なことやっとる...´Д`;

なんでそんなしんどそうなとこでで休もうとするんや...

気持ちいいツボでも押せてるんか?

そして前回同様見に行くと...
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立ち上がり、

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こっちを見る。

「の、ノックくらいしてぇな!!」


それからしばらく観察していましたが、ずーっと岩の上(^^;

ここが彼にとって一番落ち着く場所みたいです(笑)

春は...

学生の皆さんはそろそろ春休みですね?
いいなあ...。
それにしても、なぜ春はこんなに眠いのでしょうか?

ということで「体感!熱帯雨林」での寝顔特集―!!

カワウソのハチとミミ。
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左がハチ、右がミミ。ハチがミミの上に乗っかってます。普段絡まれる?ので、寝る時は仕返しなのか??

一方、ナマケモノのケロロは床でこっくりこっくり。
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マロロはヒーターの上で。ここは特等席なのです。しかし、ちょっと暑くない??
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アップで見ると...。
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「なにかご用?」
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いえいえ。お邪魔しましたー!

最後にビントロング、びんかくん
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めずらしく上を向いてました。

サーフ通信3月号~近い近い近い!!!~

うまれて5ヵ月過ぎた、カマイルカのサーフ。

餌を食べ始めたご報告はいたしましたが、餌をあげる人の目線で見るのがこれまたおもしろいんです。

お母さんの隣でスピードを緩め、餌を持ち去っていくのですが、スピードの緩め方がかなりゆっくり。

最近は、去り際の油断したところで、体に触れることもできるようになりました。

次は餌をあげる人の前に完全に立ち止まってほしいのですが、まだ魚を1本ずつ味わって食べるので、もう少し時間がかかりそうです。

成長はうれしいけど、こんな姿を見られるのももう少しと思うとさびしいなぁ。

ママ目線

これ、何に使う道具かわかりますか?

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そうです。
哺乳瓶とニップル(乳首)ですよね。

これは動物たちにミルクを与えるときに使います。

たとえばゴマフアザラシの赤ちゃん。
お母さんが育児放棄してしまった時、飼育係が親代わりになって赤ちゃんを育てることがあるのですがそのときに活躍するのがこの哺乳瓶です。

動物用(牛やヤギなど)を使うこともありますが、海遊館では人間の赤ちゃん用を使うことが多いです。

いろんなメーカーから、形や大きさ、素材、吸い穴の形が異なるニップルがたくさん出ています。

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なんでこんなに色々あるん?って思ってましたが、自分が子育てをしてみてわかりました!

子どもは神経質で、感触や形など気に入ったものしか飲んでくれないもんなんですね...。

というか、哺乳瓶では全く飲んでくれない赤ちゃんもいるし...(うちの子どもはそうでした...泣)。

というわけで、アザラシの赤ちゃんにもそれぞれニップルに好みがあるようです。
なので、万が一に備えて海遊館にも色々なニップルを揃えています。

先が平べったい形より丸い形、吸い穴は大きいほうがアザラシ好みだそうです(担当談)。

この哺乳瓶とニップル、出番がないにこしたことはないですが、もしもに備えて前もって準備。
(今日はかわいい動物の写真がなくてごめんなさい)

なんか違和感...

淡水にすむ熱帯魚で、誰もがその名前を一度は聞いたことがあるエンゼルフィッシュ。

ふと「なぜエンゼル???」と思って、名前の由来を調べると、大きなヒレをゆったりと使って泳ぐようすが天使のようだから、だそうです。

そ、そうなの??

海遊館では、「エクアドル熱帯雨林」水槽の一番左のコーナーに展示しています。

ある朝、私の手のひらサイズのエンゼルさん4尾が泳いでいたのですが、顔を合わせた2尾が喧嘩を始めました。
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そそくさ逃げる他の2尾(笑)。

そりゃ巻き込まれたくないもんね。

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しばらくすると1対2になっていました。

この4尾、いったいどういう関係なのでしょうか?

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「天使」という名前がついているけど、結構気が強い...。

どうやらエンゼルフィッシュの名前の由来に対する違和感は、ここらあたりにありそうです。

ゴマフアザラシ「シゲくん☆NEWS」

先日、この海遊館日記でデビューを報告したゴマフアザラシのシゲくん。

困り顔のアザラシと色々なメディアから注目していただき、じわりじわりと海遊館の新アイドルとして人気を集めています。

が、ここで皆様に重大な(?)ご報告があります。

実は現在のシゲくん...さほど困っていません!


ではそのあたりを詳しくご説明します。

暦の上では虫も起き始める啓蟄を過ぎ、一歩一歩と春が近づいている今日この頃。
春と言えば...そう鼻がムズムズ花粉の季節!いやもとい、アザラシにとっては換毛の時期でもあります。

換毛というのは体じゅうの毛が新しい毛にはえかわる事で通常一年に一回行われます。

で、シゲくんなんですが換毛しちゃいました!

この一週間くらいで一気にゴマ模様が濃くなり、こんなお顔に・・・
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「どうも。シゲです!」


困り顔がすっきり晴ればれした表情になりました。

生えそろったばかりの新しい体毛はやわらかく、夜など寝ているときには更にふわふわの寝姿をご覧いただけます。

これもシゲくんが成長している証なので温かく見守って頂ければ幸いです。
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「会いに来てね!」

もぐらたたきのような...

カワウソ予備水槽で「おーい!」と叫ぶと。

ぴょこ!
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なんか出てきた!

もう一度叫ぶと。
ぴょこぴょこ!

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もう1つ出てきた。
近くで見たら。
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ワラビ、ツクシです。
金網の下には台があるのですが、こちら側で呼ばれると、顔をのぞかせます。

タイミングがあえば、ほら。
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全員集合!

ゲームセンターにあるアレみたい(笑)で、かわるがわる出たりひっこんだり。

3きょうだいたち、体調が回復しましたので、そろそろ「体感!熱帯雨林」で大暴れさせたいなあと考えています。
今しばらくお待ちを!

積みすぎでしょ!

海遊館のイワトビペンギンたちは、もうすぐ繁殖シーズン。
予備水槽で飼育しているペンギンたちは、すでに巣作りが活発になっています。

まだ巣材となる、よしずは投入していませんが、水槽内の石を運んでいます。
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この水槽のペア数は2組。
オスはともに29歳と高齢のおじいちゃんです。

でもまだまだやる気満々!

毎日、必死に石を運んで最近では・・・
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おいおい!これはちょっと積みすぎでしょ!
はたしてメスはどこで卵を産むんでしょうか!?

それにしても途中で崩れず、上手に積んだなぁ~。
このまま放置したら、どこまで積むんかな(笑)
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産卵はもう少し先、今年も立派な巣作ってよ!
今から完成するのが楽しみです。

西表島の春

沖縄県の西表島に行ってきました。
企画展「体感!熱帯雨林」に展示する生物の調査と採集のためです。

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西表島は亜熱帯の島ですが、生き物にはけっこう季節性があります。
森はいつもと同じように見えても、時期によってそれぞれ見つかる生き物は異なります。

この時期の生き物といえば、なんと言ってもヒシバッタです。
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大阪でも空き地でぴんぴん跳ねている小さなヒシバッタが見つかりますが、沖縄では多様で魅力的な森林性のヒシバッタが分布していて、春に多いのです。
今回は、ナガレトゲヒシバッタという種類をスカウトしてきました。さっそく展示していますよ。

また、干潟の生き物も面白い時期です。
マングローブのかたわらの干潟では、ミナミコメツキガニがひしめきあっていました。
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きれいな青色の丸っこい体がころころと干潟を歩きまわる姿は、かわいいというほかありません。こちらもただいま展示中です。

それにしても、西表島はいいところですねえ。
干潟に立ち、遠くでヒナイサーラの滝音を聞きつつ、ヤエヤマヒルギの葉っぱの香りを感じながら、生き物たちの姿を眺めていると、それはもう幸せなひとときなのでした。

3歳になりました。

先日の3月1日、「モンタレー湾」水槽で暮らしているゴマフアザラシのラピスが3歳の誕生日を迎えました。

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ラピスは、私がアザラシの担当に配属された翌日に産まれた子で、

しかも、母親が上手く育てられなかったため、担当になった翌日から

親代わりとなって世話をしました。


生まれたときは体重が10kg程でしたが、現在では70kgを超えて順調に成長しています。

(体重ではとうとう担当の私よりも大きくなりました!)


ちなみに、産まれて数日後の写真がこちら

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今ではすっかり体の毛も大人と同じ毛に生え変わり、顔つきも大人っぽくなりました。

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とある日に、掃除をしている私を後ろから眺めるラピスです。


ひょっとすると、まだ私の事を親と思ってくれているのかもしれませんね♪

これからも成長していく姿が、楽しみです!

水質検査

「設備チーム」という名称ですが、水質測定も仕事のひとつです。

本日は月1回の各展示水槽の「リン酸」測定日。

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リン酸の測定には、試薬を使用します。

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この袋の中に試薬(粉)が入っていて、それと展示水槽水を反応させて測定します。
反応するとこのような青色に変色します。

それを測定器で測定してみると

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このように数値がでてきます。

難しい仕事ではないのですが、数が多く、作業は半日かかります。

この作業をしていると、遠い昔の小中学生の理科(化学)を思い出し、どこか懐かしいところがあります。

びんか君です

「体感!熱帯雨林」では現在、ビントロングを展示しています。
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黒いのでクマのようだし、動きはしなやかで猫のようだし、顔はちょっと狸っぽい?不思議な生き物ですが、ジャコウネコの仲間。

ジャコウネコの仲間は臭腺を持ち、臭いの成分は香水の原料ともなります。現在、「体感!熱帯雨林」に入るとポップコーンのようなにおいがしますが、これがビントロングの臭腺のにおいです。

このビントロング、名前は「びんか」、♂です。
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12月末に当館にやってきて、バックヤードにいる間は割とのびのびしていたのですが、検疫の検査をしたり、展示への移動があったためか、係員をすっかり警戒し、なかなか餌を食べてくれない時期がありました。

ビントロングは果実食なので、当館でのメニューはバナナ、芋、リンゴなど。
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「びんか」がいた動物園では、係員の背中に乗ると伺っていたのですが、近づくとフシャーッと怒って飛びかかってくるし、日中は隅でじーっとしています。バックヤードでは結構動いていたのに...。
展示して10日ほどは、夜間に置いてある餌にもあまり手をつけませんでした。

今では置き餌は食べるようになり、「びんか」も係員に少し慣れて手元から食べるようにはなりましたが、夜行性のためか、なかなか動くのは見られません。
動く様子を皆様にごらんいただけるよう考えていきますので、しばしお待ちを。
※動画は夜のびんか君です

かーたん

「エクアドル熱帯雨林」水槽では、水中にいる生き物だけでなく陸上動物も展示し、それらの生息環境を再現しています。

水槽は3つに区切られていて、ネオンテトラなど小型の熱帯魚がいる水槽、色鮮やかなショウジョウトキやルリコンゴウインコ、世界最大の淡水魚ピラルクなど大型の熱帯魚がいる水槽、そしてカピバラやピラニアがいる水槽です。

さて、カピバラの「かーたん」がいる水槽では、毎週潜水掃除をしています。

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長いホースを使って、底にあるウンチや食べかすなどを吸っていると、かーたんはホースに近づき、上からしたたり落ちる水を飲んだり、ホースをかじろうとしたりします。

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そのようなことも想定し、ホースはかじられない位置にあるのでご安心ください。

しかし、かーたん、どんだけ興味あるねん?

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しばらくの間、潜水者をじーっと見つめるかーたんなのでした。

密集...

「モルジブ諸島」のふれあい体験水槽で、お客様にお声掛けする場所のすぐ横を見ると...。

わー、わー。
サンゴトラザメ大集合!

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何段重ねなのでしょう?
近くにいらっしゃったお客様から「隅が好きなの?」と聞かれましたが、どうやらそのようですし、アクリルガラスの前も好きみたいです。

ご丁寧に重石のイヌザメまで...。

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いったい下にいるコはどうなってることやら??

スナメリ、岸に死亡漂着

(ご注意!)タイトルの通り、内容に生き物の死んでいる姿が写っていますので、苦手と思われる方は、この記事を読むことはおすすめいたしません。ご了承ください。


平成27年3月2日の夕方、海遊館に電話が入りました。

「樽井の浜にスナメリの死体が上がっています。」

ちょっと前からそれに似たうわさは私の耳に入っていたのですが、発見したという報がなかったので、また海に流れていっていたのかなぁと思っていました。

見つかった場所は、大きなショッピングセンターからすぐ近くの海岸でした。

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私にとって初めての死亡漂着。

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まだ110cmのこどものスナメリでした。


スナメリは「水産資源保護法」という法に守られている生き物で、死体を発見したからといって、勝手に触ったり動かしたりしてはいけない生き物です。

行政の担当の方や近隣の博物館と連絡を取り合って、いろいろとアドバイスをいただきながらの対応でした。

私たちの生活からとても近いところにすんでいる、大阪湾のスナメリたち。
彼らについてはまだまだ知りたいことがたくさんあります。

もしもスナメリを見かけたら、死んでいても生きていてもいいので、海遊館まで情報をお寄せいただけると、今後の大阪湾のスナメリの研究に役立てることができます。

こっちを見ている

こっちを見ている。

そう聞くと、かわいい生き物が飼育員を覗き込んでいる姿をご想像されたのではないでしょうか?
...期待を裏切ってしまって申し訳ありません・・・。

私を見ていた「あいつ」は、とても恐ろしいものだったのです...。

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ペンギンたちの予備水槽にある排水溝。その中に「あいつ」はいました。

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!?

ギャアアァァァァ!!

排水溝の中からギョロッとこちらをにらみつける目が!

水のあるところは、よくないものを呼び寄せるといいますからね(◎д◎;)

奴ははたして何者なのか、この世のものではないのだろうか!?

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いいえ、当然この世のものです。
餌のシシャモの目玉でした(笑)

食べている時に時々ポロッと取れてしまうんです。

もう!ビックリするやないか!(`д´)/
ちゃんと食べてやー?

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アラレ嬢、トレーニング中

目がくりっとしているワモンアザラシのアラレ。
アラレのトレーニングに接近してみましょう!

面白い動きをするところにも目がいきますが、大きな目に釘付けになりますね。


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最近覚えてほしいなぁとおもっているのがこちらのポーズ。
「てへぺろ」ってこんな感じ?
まだ「てへぺろ」って言葉、つかえるのかな・・・

春といえば

もうすぐ春ですね♪

春といえば、そう!!
アザラシ達の出産の季節です。


今年は2頭のアザラシが妊娠しています。
出産を間近にひかえ、お腹ははじけんばかりにパンパンです。

人間もエコーという超音波が出る機械を使って、赤ちゃんの様子を確認しますが、遊館でも動物たちのエコー検査をしています。

赤ちゃんは順調に大きくなっているかな?
いつくらいに産まれそうかな?

そんなことを調べます。

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まずはダイヤ。

エコー検査がしやすいように、お腹を見せてくれています。

嫌になってくるとお腹をパンパンと叩いて教えてくれます。
これも普段から飼育員がトレーニングしているからできること。

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お次はショウ。

ショウはお腹見せができるようになったばっかり。

医療が発達している人間の赤ちゃんでも、無事に産まれて無事に育つのは大変な事。

野生動物はなおさらです。

なんとか無事に赤ちゃんが産まれて育ってくれるように、2頭のお母さんアザラシとお腹の赤ちゃんをしっかりと見守っていきたいと思います。

春はそこまで

寒さも若干ましになってきましたね。

「日本の森」ではほら!
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ヤマアジサイが芽吹いてきました。

そして、カワウソのいる水槽ではこれ!
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例年より少し早いけども、今年もアユ展示を始めました。
その数1万。

アユを見た朝、カワウソたちの目がキラーン♪
テンションがあがる、あがる。


カワウソがフォーメーションをつくって魚を追うようすを見ることのできるはここだけですよ。
どうがんばっても写真は撮れませんので、みなさんの目でお願いいたします。

身だしなみ注意

「パナマ湾」水槽のアカハナグマ・トマトさん。ある朝、池の端でなんかごそごそ。
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前足で水をすくって飲んだり、鼻に水をつけてごしごししてみたり。
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朝ごはんの後、洗顔?いや、体のメンテナンス中でございました。

「体感!熱帯雨林」で「ふがふが、ほりほり」、顔中泥だらけになっていたコとは思えませんね。
海遊館日記2014年11月5日号「ふがふが、ほりほり」

ここにも土の場所はありますが、本拠地(「パナマ湾」水槽)ではこぎれい?にしておきたいようです。
所変われば、身だしなみも変わるのでしょうか?

ゴマフアザラシ「シゲくん」デビューしました!(その2)

先月展示デビューしたゴマフアザラシのシゲくん。(詳しくは海遊館日記2月13日号をご覧ください)
今回はそのお話の続きです。

初めての水槽をあちこち泳ぎ回るシゲくん。そんな彼のことが気になってしょうがないアザラシが1頭・・・海遊館生まれのニコです。

ニコは人工ほ育で育てられたので普段は係員の後をついてばかりであまりアザラシには興味を示しませんでした。

ですが、シゲくんが水槽に入ったとたん「お!だれやこいつは??」とぴったり後ろにくっついて離れようとしません。

シゲくんはちょっと・・いやかなり迷惑そうですがニコはとっても楽しそう。

では動画でご覧ください。


結局、その後もニコは飽きることなく今日もシゲくんにくっついてます。いつまで続くのかな~。

ふたりづれの日???

ある朝、「太平洋」水槽の底を見ていると、ネムリブカが上から見て「八の字」の形で頭をつきあわせていました。
なにか相談中ですか?
ちなみに2尾とも♂です。
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もう少し進むと、ニザダイ2尾がそろってうろうろ。
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この広い、障害物のない場所だから、2尾で一緒にいないとこわいよね。
2尾はいつも一緒。

更に進むと、ヤイトハタが並んでいました。
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1m近いハタが揃うと壮観。

特にエアのでる場所ではないのですけど、ここがいいのですね。
左側のハタのまだらもようがくっきりしているので、「おいらの場所に来るな!」って」と怒っているのかもしれません。

ふしぎとふたり(2尾?)づれに会うことの多い朝でした。

『ハートがいっぱい♡』

今日は、「アリューシャン列島」水槽でのバレンタインデーの様子をご報告したいと思います☆

ちょっと前の話になってしまいますが、皆様どうぞお付き合いください(^^;


毎年、バレンタインデーには私達の感謝の気持ちを、ハートの氷に替えてラッコへプレゼントしています!


今年も、ラッコの「パタ」へ、"いつも元気でいてくれてありがとう"の気持ちを込めて、

友チョコならぬ、友氷です♪


いつも写真でのご報告なので、今回は趣向を変えて動画を撮影してみました!!

いろんな日の様子をつないでいるので、ハートの色が変わるのにも、是非ご注目ください(*^ ^*)



いかがでしたか??

編集がヘタなのはご容赦ください(><)笑)


気まぐれな「パタ」は、時々氷を捨ててしまうこともありましたが、基本的には喜んでくれていたような気がします!!

「パタ」がこれからも元気に長生きできますように、今後とも応援よろしくお願いいたします!!!
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