未知との遭遇
- 2013.05.12
- 設備チームの日記
2月17日のブログでもご紹介しましたが、海遊館では水槽で使用する海水を、和歌山県から船で運んできます。
運んできた海水は、海遊館の1~2階部分にある貯水槽に入れます。この貯水槽に異常がないか点検を行いました。
通常、貯水槽は真っ暗で、作業しているところは海水で満たされています。
配管が割れていないか、壁にひび割れがないかなどのチェックをしていると、イトマキヒトデを発見しました!
イトマキヒトデ
他にも生物がいないか調査すると、普段は見かけない生物が次々と出てきます。
ノコギリウニ
小さなバケツでは全部収容できませんでした。
掃除を行う為に、小型の水槽に移動しました。
目のように見えるのがガンガゼ、鼻がウミウシの仲間です。
海水が貯水槽に入るまでにポンプを通過するので、写真のような生物が直接、貯水槽に入ることはありません。
おそらく、生まれて間もないプランクトンの状態で貯水槽に入り、成長したと思われます。
真っ暗で餌も与えていないなか、元気に成長していることにとても驚きました。
自然海水の未知の力と豊かさに感動した日でした!
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