実は海遊館初展示なのです

3月にオープンした新・体感エリアの「北極圏」ゾーンにいる魚たち。皆さん、ワモンアザラシに気をとられて、よくご覧になっていないのでは、と不安になる魚類担当です。

ということで、少しずつここにいる魚たちを紹介していきたいと思います。

まずは「ヌマガレイ」をご紹介!

「左ヒラメに右カレイ」という言葉は皆さん、聞いたことがあると思います。

両方とも目が片方に寄った魚ですが、頭を左側にして置いた時、左の体側に目がくるのがヒラメ、右の体側に目がくるのがカレイということから、そのように言われています。

私もどっちがどっちかわからなくなるので、左が「ひ」、右が「か」と覚えるようにしてます。

でも、よくご覧ください。ヌマガレイはカレイの仲間でありながら、左に目があります。
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特に日本で捕獲されるものは「左ヌマガレイ」が多いのですが、北極海に生息するものでは、右に目がくるものが3割くらいあるのだそうです。

えーっ!こんがらかってしまうよー!!

現在、北極海ゾーンで展示しているのは「左ヌマガレイ」ですが、予備水槽には「右ヌマガレイ」もいます。近いうちにはこちらも展示して、皆様を迷わせたいと思いますので、お楽しみに!!

PS.砂に隠れてることが多いです。
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