実は海遊館初展示なのです
- 2013.05.15
- 魚類チームの日記
3月にオープンした新・体感エリアの「北極圏」ゾーンにいる魚たち。皆さん、ワモンアザラシに気をとられて、よくご覧になっていないのでは、と不安になる魚類担当です。
ということで、少しずつここにいる魚たちを紹介していきたいと思います。
まずは「ヌマガレイ」をご紹介!
「左ヒラメに右カレイ」という言葉は皆さん、聞いたことがあると思います。
両方とも目が片方に寄った魚ですが、頭を左側にして置いた時、左の体側に目がくるのがヒラメ、右の体側に目がくるのがカレイということから、そのように言われています。
私もどっちがどっちかわからなくなるので、左が「ひ」、右が「か」と覚えるようにしてます。
でも、よくご覧ください。ヌマガレイはカレイの仲間でありながら、左に目があります。
特に日本で捕獲されるものは「左ヌマガレイ」が多いのですが、北極海に生息するものでは、右に目がくるものが3割くらいあるのだそうです。
えーっ!こんがらかってしまうよー!!
現在、北極海ゾーンで展示しているのは「左ヌマガレイ」ですが、予備水槽には「右ヌマガレイ」もいます。近いうちにはこちらも展示して、皆様を迷わせたいと思いますので、お楽しみに!!
PS.砂に隠れてることが多いです。
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