イルカ通信6月号~健康管理のお話~編

ここのところグッとくるイルカニュースがあまりなくて、サボってしまっていました。
お久しぶりのイルカ通信です。

カマイルカ「キール」が頑張っているお話です。
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イケメンだけどわがまま、でも人一倍まじめなキール。
いつもカッコ良くジャンプをキメてくれます。
お食事タイムにはトレーニングにも集中して取り組んでいます。

海遊館では、イルカやアシカ、ジンベエザメなどいろいろな動物にトレーニングを行っています。
このトレーニング、やり方を説明すると長くなるので省略させていただいて、今回はトレーニングの目的だけ...

トレーニングの主な目的は、生き物の健康状態を知ることです。

トレーニングにより、生き物たちを無理に捕まえたり押さえたりせずに楽な状態で健康チェックを行うことができます。

よく行っているのは、採血や体温測定、爪切り、体に触れるといったことですが、キールの健康状態を知るために行えることが最近ひとつ増えました。

それは「胃液の採取」です。
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細いチューブを口から入れて、胃液を採取します。
自分がされたら「うっっっ・・・」となりそうですが、キールはチューブを胃の方に進めてくれます。

これで何が分かるのか...
外から見えない胃の中の状態がどんなふうになっているのかを知ることが出来ます。
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胃液が取れました!
朝一番のお食事を済ました後だったので、消化途中のものがまざっています。
胃の中に何も入っていない状態の朝一の胃液を採取できたら、獣医に見てもらい、診断してもらいます。

キール、がんばったね~!!!!

こうやって動物たちの健康状態を知って、異常があればすぐに対処します。

日頃からトレーニングすることで、動物たちが嫌な感情を持たずに何でも出来ること、係員に危険が及ぶ可能性を低くできることはとても大切なことです。













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