仲良し親子
- 2013.10.21
- 魚類チームの日記
新・体感エリア「北極圏」ゾーンでは、北極海で飼育係自らが採集してきた生物を展示しています。
その中に、変わった形をしたアークティックアイソポッドという甲殻類・オニナナフシの仲間がいます。
下の写真がわかりやすいのですが、2個体いるのがわかりますか?
右側のアークティックアイソポッドの触覚あたりに注目してください!
触覚の上にわらわらといるこれ!実はアークティックアイソポッドのこどもたちなんです。
もう1枚ご覧ください。
おわかりになりましたか?
アークティックアイソポッドのメスは、卵を胸にある保育のう(袋状のもの)で親と同じ形になるまで育て、保育のうから出たこどもは触角に付着して生活をするというおもしろい生態があります。
ということで、右の個体はお母さんなのでした。
こどもたちはお母さんの触覚の上で1年近く過ごすようです。これから、こどもたちの成長を見守っていきます!
皆さんも仲の良い親子を見てみてくださいね。
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