マンガンとの闘い
- 2013.10.27
- 設備チームの日記
"ピストルで決闘やて、えらい物騒やな"
いえいえご安心下さい。"ガンマン"ではなく"マンガン"ですから。
舞台は、ブログにも登場している"海遊館以布利センター"。高知県土佐清水市にあり、足摺岬にも近くとても環境の良いところです。
以布利センターの飼育水は直接海から取るのではなく、井戸を掘ってそこから滲み出てくる海水をくみ上げています。
水温の変化が少ない、雨水の影響が少ない、水槽にカキなどの生物が付きにくいなどのメリットがある反面、土の中のマンガンが溶けだして水に入ってきます。
毒性は低いのですが、配管を詰まらせたり、水槽にへばり付き真っ黒になってしまいます。
これがマンガンを除去する特殊なろ過装置。
マンホールを開いて中の点検。
表面に真っ黒なマンガンがへばり付いています。
このマンガンをろ過装置で除去して、やっと使える水になるのです。
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