地方名はおもしろい!!
- 2013.11.08
- 魚類チームの日記
「瀬戸内海」水槽にいるタカノハダイ。
縞もようが鷹の羽に似ていることからその名がついたと言われています。和歌山の南や高知の土佐清水辺りでは「ヒダリマキ(左巻き)」と呼ばれていますが、調べてみると、どうやら食べた時に味がよろしくないようで「ショウベン(小便)タレ」とか、「ムコナカセ(婿泣かせ)」とかありがたくない名前が...。
また、「背が張ってたくましい」ことから「キコリ(木こり)」とか、なかなかユニークな地方名の持ち主です。
よく似た魚に「ミギマキ」がいます。
ミギマキもやはり「瀬戸内海」水槽にいるのですが、こちらはタカノハダイの「ヒダリマキ」に対して「右巻き」であるとか、縞が体表を巻いていることから「身捲き」となったとかの説があるようです。でも、比べてみても縞もようの向きは同じだし、私には何が左で、何が右なのかよくわかりません...。
昔から疑問に思っています。
ミギマキの地方名には「オケイサン」とか「シマダカ」、「カラス」など。
お、おけいさん??人の名前??
写真が悪いのでわかりにくいのですが、ミギマキは黒い縞と地の黄色が鮮やかで、口元が口紅をさしたように赤いのが、おしゃれなことから、女性をイメージした名前がついているのでしょうか。
「オイラン(花魁)」と呼ぶ地方もあるとか。
タカノハダイは尾鰭が水玉もようなのが、かわいいです。
そこらへんをとりあげてくれるとよかったのにねー。
小便はない...と思うのは私だけでしょうか?
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