毒針切り
- 2013.12.06
- 魚類チームの日記
「新・体感エリア」の「モルディブ諸島ゾーン」にある、サメとエイのタッチプールでのとある場面です。
朝も早くから、スタッフ3名が、プールの上で何かをしています。何をしているのかというと...。
エイをビニール製の網で捕獲しています。
実はこれ、エイの尾にある毒針の生え具合をチェックしているのです。タッチプールではお客様に安全にエイとのふれあいをお楽しみ頂くため、毒針を抜いているのですが、時間がたつと爪のように生えてくるので、定期的にチェックしなければならないのです。
もし毒針が生えてきていたら、ハサミやヤスリを使って切ります。この時、スタッフは耐刃手袋や軍手をした上、エイを傷つけないようビニール手袋を着用し、スタッフもエイも怪我をしないよう、慎重に作業を行います。
先日のチェックでは、2尾の棘が新たに生えてきていました。定期的な毒針チェックと毒針切りはとても重要な作業です。
毒針切りをしたあとは、スタッフが自ら素手でエイの尾の部分を触ります。安全かどうか確かめてから、作業終了です。
タッチングプールのエイは、このように定期的な毒針チェックを行っていますが、海にいるエイには毒針が生えています。海では触らないようにしてください。
また、タッチングプールのエイについても、念のため、尾の部分には触らないようにしましょう。
係員が口うるさくお願いしておりますが、安全なタッチングのためにお許しを!
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