休館日の風景
- 2014.02.12
- 魚類チームの日記
1月11日の閉館後、「太平洋」水槽のジンベエザメの天ちゃんは、健康診断のため、高知県にある以布利センターに旅立ちました。そして今朝、無事到着との連絡がありました。
たいへん寒い夜でしたが、天ちゃん、お疲れ様!
さて、2月12日と明日13日は海遊館は休館日。
今回の休館日では、年に一度の電気関係の点検があるため、最低限の電気しか使用することができません。照明はほぼなしで、エレベーターも止まってしまいます。
飼育係員が作業をする7~8階には階段を使ってえっちらおっちら。忘れ物をした日にゃ泣いてしまいます...。
電気って本当に大切ですね。
階段を歩くのがつらい時は館内通路を歩いて気を紛らわします。暗くて、しーんとした館内ですが、太平洋水槽は天井から自然光が入るため、明るさはいつもとそんなに変わりません。
底を見ると、トラフザメが別のトラフザメの尾を噛んでます。
「何してんのー!」と思いますが、これは求愛行動。実は後ろにいるのがオス、前がメスで、尾を噛まれたメスはおとなしくなり、時にはひっくり返ってしまうこともあるんです!
初めて見た時は、噛まれているほうが死んでいて、引っ張り回されているのではないか?とびっくりしました。
皆様もこのようすをご覧になることがあるかもしれませんが、そういうわけですので、ご安心を。
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