海遊館一大きなクレーンの給電線の取替工事

早いもので、海遊館も明日7月20日で開業26年周年を迎えます。
今日は工事のお話。
海遊館一大きなクレーンは、ジンベエザメなどの大きな生き物を「太平洋」水槽に入れるためのクレーンで、最大30t もの重量物を吊り上げることができます。
このクレーンは上部の電線から電気をもらって動いています。

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この電線が古くなり、錆びてきたので開館以来初めて取替することになりました。
しかし、電線は「太平洋」水槽の上や屋外8Fの高所にあります。

これをどうやって取替するか...
足場を組立てて取替するには費用がかかりすぎました。
そこで、専用の作業車を製作して取替して頂くことにしました。

専用作業車がこれです。

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これを既設のクレーンのレールにはめて...
出発進行!

まずは屋外部分から電線の取り外し、そして新しい電線の取付

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海遊館上部の黄色の鉄骨部分にあります。
下を見ると、ちびりそうです。

続いて「太平洋」水槽上部
ものが落ちないように養生シートを張り作業をして頂きました。
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3日間で工事終了!

取替してきれいになった電線。

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古い電線さん、長い間ご苦労様でした。
新しい電線さん、これからよろしくお願いします。


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