世界最小のフグ
- 2017.08.02
- 魚類チームの日記
「ぎゅぎゅっとキュート」の入口にある球体水槽。
これまでミッキーマウスプラティを展示してきましたが、夏休み前に模様替えしました。
今回の住人は?
えっ?どこに、誰がいるの??
ほらほら!
これでどうでしょう?
小さい上に、カメラをむけると素早く逃げていってしまうので、撮影に苦労しました。
ってなわけで、バックヤードで撮った写真を担当にもらいました。
これはアベニーパファーというインドの川などに暮らす淡水フグの仲間で、全長は2.5cm~3cm、世界最小のフグなのです。
観賞魚を飼育されている方の間ではけっこう有名で、かくなる私も家で飼育していたことがあります。
メスは腹部に独立した黒い斑があって体がまるっこく、オスは目の後方に深いしわが入るのだそうですが、この子はどっちだろう?
さて、淡水にフグ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、漢字では「河豚」と書くのはご存知でしょうか?
これは漢字の由来が中国であるためで、中国では揚子江などの川にはフグが生息していたためで、フグがつかまるとブーブーと音を出すことからなんだそうですよ。
どちらかというとブーブーより、ギュギュッって音のような気がしますけども...。
ちなみに海の豚は「イルカ」ですね。
話がかなりそれましたが、ちっちゃいアベニーパファー、動きはすばやいのですが、そっと見ているとほっこり、かなり癒されますよ!癒されたい人はぜひご覧ください。
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