ニセモノ?ホンモノ?
- 2020.03.26
- 魚類チームの日記
生き物の名前にはユニークなものがいろいろありますが、今回は「ニセモノ」っぽい名前の魚に注目しました。
「キンメモドキ」
名前に「モドキ」と付いているので、いかにもニセモノっぽいですね。
由来は、キンメという魚に似ているからだそうで。
先に発見されていれば「モドキ」ではなかったかもしれず、少し可哀想な感じがします。
この魚はアクアゲート水槽でご覧いただけます。
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「ニセゴイシウツボ」
頭に「ニセ」が付いていて「ホンモノ」?っぽくありませんね。
調べてみると「ゴイシウツボ」という魚はいません。
では、なぜ「ニセ」なのでしょう??
この魚は幼魚と成魚で黒い模様の大きさが異なるため、昔は別種だと考えられていました。
写真の様な成魚を「ゴイシウツボ」、黒い模様が大きい幼魚は「ニセゴイシウツボ」と呼ばれていたそうです。しかし、この2種が同種だと分かった時、なぜか「ニセゴイシウツボ」に統一されてしまったようです。
真似をしている訳ではないのに「ニセモノ」、、、、。
ニセゴイシウツボは「グレート・バリア・リーフ」水槽でご覧いただけます。
他にも「ニセ」や「モドキ」などいろいろユニークな名前を持った生き物がいるので、皆さんも調べてみて下さい。
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