毒針ガード
- 2020.11.15
- 魚類チームの日記
クラゲ担当が作業をする予備水槽室には、こんなものが置いてあります。
長袖のゴム手袋です。
元々は水や油を使う工場などで手が汚れないようにするためのものですが、実はクラゲの毒針から身を守るのにも最適なんです!
ほとんどのクラゲは触手の表面に「刺胞」という毒針が詰まった袋を持っていて、刺激を受けると毒針が発射される仕組みになっています。
触手に触れると刺されるけど、水槽の中に手を入れて作業しないといけない...。
そんな時はこのゴム手袋を使います。
分厚いゴムのおかげで安心して水槽に手を入れられます(∧∧)
長袖なので腕部分も完全ガード!!どんなクラゲ水槽もどんとこいです!
ですが、クラゲの触手はとってもちぎれやすい器官。
ゴム手袋に触れると餌と勘違いしてピタッと絡みつき、こちらが力任せに引っ張ると
あっという間にボロボロになってしまいます。
クラゲの健康も気にして、そーっと慎重に作業するのが大切です。
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