ロイヤルファロウェラ生まれました!

「エクアドル熱帯雨林」水槽ではロイヤルファロウェラの産卵を過去に何度か確認しています。
(過去ブログ⇒「はやりのイクメン ロイヤルファロウェラ」

今回は産卵シーンこそ見ることが出来なかったものの、オスのファロウェラが卵をしっかりと守っている所を発見(ロイヤルファロウェラは、オスが卵を守ります)。
以前はアクリルガラスに卵を産み付けることが多かったのですが、最近はグリーンイグアナが日向ぼっこしている擬木の付け根辺りがお気に入りの産卵場所です。草食性の強い魚なので水槽内のコケなどを食べるのですが、産卵場所は他の場所に比べてコケがきれいに削り取られています。どうやら卵がちゃんとくっつくように掃除をしてから産卵しているようです。


卵は産卵後6日ほどで孵化します。卵や赤ちゃんが他の魚に狙われないよう、オスのファロウェラには大変申し訳ないのですが、孵化が近づいた頃に卵をバックヤードへ移動しました。
孵化したての赤ちゃんは親とは違い体色は黒く、腹部には卵黄があります。まだ泳ぎ回ることはできず、卵黄からの栄養で成長します。

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2週間経つと体長1cmほどになりました。エサのプランクトンを一生懸命食べています。


実は昨年12月に産卵した際もバックヤードで卵を管理し、現在は体長5cmを越えるほどに成長しました。体色も親と同じ茶色になりました。

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もう少し大きくなったら展示にデビューしますので、待っててくださいね。

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