意味がわかると?

私の推しクラゲ、「アトランティックシーネットル」!
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「海月銀河」の薄暗闇に浮かび上がる半透明の体...。
糸のような長い触手を揺らめかせて泳ぐ姿はとても美しく、まるでレースのようです(言い過ぎ?)。

今回は、そんなアトランティックシーネットルの名前の由来についてご紹介します。

まずはアトランティック。これは「大西洋」、という意味で生息地を表しています。
次にシー。これはそのまま「海」。
最後のネットルは「イラクサ」という意味です。イラクサは植物の1種で、葉や茎にとげがあり、刺されるととても痛痒いのだそう...。
漢字では「蕁麻」と書きますが、蕁麻疹(じんましん)の「蕁麻」もここからきているのだとか。

つまりアトランティックシーネットルとは「大西洋の海のイラクサ」という意味なのです。意味が分かるととても痛痒そうなクラゲですね。

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クラゲの英名は「ジェリーフィッシュ」が有名ですが、強い毒を持つ種類は「シーネットル」と名付けられていることがあります。
こちらは似た名前の「パシフィックシーネットル」。直訳すると「太平洋の海のイラクサ」で、アトランティックシーネットルと同じく触手に強い毒を持っています。

名前の由来はさておき、姿はとってもきれいなアトランティックシーネットル。ぜひ実際に見に来てくださいね!

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