休館日の海遊館
- 2022.01.26
- 魚類チームの日記
先日、年に1度の休館日がありました。
休館日には停電作業や水槽、観覧通路、施設全体のメンテナンスなど、普段できない作業を行っています。
特に停電作業中は、電気や空調設備、水槽の循環も止まり、館内はとても静か。
生き物たちも普段とは違う雰囲気を感じているようです。
今回は、そんな休館日の海遊館を少しご紹介します。
まずは「パナマ湾」水槽。
自然光が入るので真っ暗ではありませんが、普段より雰囲気暗め。
アカハナグマの「ミラ」「ラーラ」は日中木の上でお昼寝していることが多いのですが、雰囲気の違いを楽しんでいるかのように水槽内を動き回っていました。
次は「エクアドル熱帯雨林」水槽。
普段は熱帯雨林の雰囲気を演出するため水槽周りを遮光カーテンで囲っていますが、休館日はカーテンを外しています
自然光が入って、陸上部分の植物がとても際立ってみえています。
光(照明効果)で水槽の雰囲気が一変するのがよく分かりました。
最後は「特設水槽」のマンボウ。
水を綺麗にするろ過循環設備が止まって水流が起こらないせいか、水面にマンボウがきれいに反射しています。
「日本の森」の植栽メンテナンスも実施しました。
そこで出た廃材の竹を少しおすそ分けしてもらい、後日アカハナグマにおもちゃとして与えてみました。
ずりずり引きずったり、葉っぱをちぎったり、独特の竹の葉の擦れる音に驚いたり、普段とは違うおもちゃで楽しんでくれました♪
ニフレルにも少しおすそわけしました。
そちらの様子はニフレルの「キュレーターブログ」にてご紹介しています。
(→ 海遊館からのおすそ分け)
ぜひご覧ください!
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