エダクダクラゲ

海遊館では、定期的にクラゲ採集を実施しています。
季節や気温によって出現するクラゲも様々で、採集場所に到着するまでドキドキです。
(全く何も見つからない事もたまにあります...。)

今回は2月末の採集で見つけたクラゲを紹介します。

2203_edakudakurage_1.jpg
こちらは「エダクダクラゲ」です。
名前の由来は「枝管」、中央のオレンジ色をした生殖巣(せいしょくそう)の先から細い透明の管が何本か伸びています。
この管が先で枝分かれしている事からエダクダクラゲと呼ばれています。

2203_edakudakurage_2.jpg
横から見るとこんな感じ。生殖巣や傘(クラゲの胴体部分)の縁を除いてほぼ透明です。
傘の大きさは約8mmで、海面を漂っているのを見つけました。

これから春も近付いて、温かくなってくるとクラゲも増えてきます。
海の近くへ行く事があれば、ぜひ海面に目を凝らして見てみて下さい。
もしかしたら、エダクダクラゲが見つかるかも...!

この記事もおすすめ!