ブログ「海遊館日記」

先日、「瀬戸内海」水槽で展示しているマダコが、棲み家にしているタコ壺の中で産卵しているのを発見しました。



白っぽい小さな粒がたくさんありますね。この粒一つ一つが卵です。
よく見ると黒い点々が付いている卵もありますが、この点々は目です。

壺の天井にぶら下がるように産み付けられた卵は母親が脚を使って、卵についたゴミを取り除いたり、卵に新鮮な海水を送ったり、こどもが生まれてくるまで付きっきりで世話をします。

そんな苦労の中、生まれたこども達がこちらです！





ピョンピョン跳ねるように泳いでいるので、なかなかピントが合わず、少し見づらいですが、タコというよりイカによく似ているような...？

どのくらい成長すると、私たちのよく知る「タコ」の形になるのかを楽しみに、頑張って育てていきたいと思います！