水槽で使う海水はどこからくるの?

海遊館では、ジンベエザメなどを飼育している「太平洋」水槽(水量5400t)を中心に、たくさんの海水が必要です。

さて、この海水はどこからくるのでしょう?

残念ながら、海遊館のすぐ目の前の海は安治川という川の河口のため、海水中の塩分濃度の変動や濁りの影響で使うことができません。

そのため、和歌山県の日御碕(ひのみさき)沖の海水を、専用の海水運搬船で運んできます!

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海水運搬船「かいゆう2」

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海水をくみ上げるポンプ(中央の黒い物体)。1時間で約300tの海水をくみ上げます。

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海水満載で到着!

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水質検査中。検査を行い、異常がないことを確認してから、搬入します。

1回の搬入で約350tの海水を搬入します。「太平洋」水槽の水量から考えると少なく感じますが、生物にとって、貴重な命の水です。

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