「日本の森」にも春が来た!
- 2013.03.18
- 魚類チームの日記
やっと寒さがやわらいでまいりました。暖かくなるとほっとしますね。
さて、「日本の森」ですが、サワガニの滝を降りる前に、上を見て頂くと、現在、スモモの花が満開です。
スモモは中国原産ですが、日本には奈良時代に伝わったとされ、古事記や日本書紀、和歌などにも詠まれている木です。毎年、この時期になると白い花が咲き、夏前には甘い実をつけます。
今年は花が多いので、「実も多いといいな!」と思ったり...昨年は不作だったのです。
あっ、この実はリスザルやハナグマのおやつですよ。決して人間のおやつではありません。
また、カワムツなどがいる水槽の上にはモモの木があります。モモも中国原産ですが、縄文時代か弥生時代にはすでに食べられていたようで、スモモより前に日本にやってきたらしいです。
モモの花はスモモよりやや紅色がかっていて、咲く時期はスモモより遅いのですが、結構長い期間咲いています。ただ、この木はなぜか実がなることはありません。なぜだ??
モモの後には、カワウソコーナーの左上にあるオオシマザクラが咲きます。今日、見てきましたが、まだ芽吹いたところかな?
これらが咲くと、「春が来た」と思う日本の森の担当です。
皆さんもたまには日本の森を見回してくださいね。
- 最近の記事
- カテゴリー
- 月別アーカイブ