イルカ通信10月号 ~足ががくがく~編

全国の動物園・水族館では専門分野に分かれた研究会が年に1回程度開かれています。

今回、海の獣(海獣)を飼育している人たちの研究会に参加・発表させてもらえました。

飼育係ばかりが集まるので、話の内容はケガなどの健康管理の話、輸送方法の話、新しい展示水槽の話などなどかなり深い!

カマイルカやカリフォルニアアシカにしか接したことしかないので、バンドウイルカやベルーガ・シャチ・セイウチなど、知らないことだらけでした。

私の発表内容は、カマイルカの「アクア(2010年生まれ)」が生まれてから成長するにつれて泳ぐ相手や観察される行動の内容が違ってきましたよ~という内容だったのですが、発表中は足が震え、目が泳ぎ、早口になってしまい、飼育係の集まりデビューとしては...でした。

あまり関わりが持てずにいた、東北地区や北海道、沖縄の方々とも情報の交換ができて大変有意義な時間を過ごすことができました。

こうやって情報交換をすることで、水族館の生き物にとってのよりよい環境を作ることができますし、生き物の状態や飼育施設の話などお客様であるみなさんにとって癒しや楽しさを提供できる場所にするためのヒントを得ることができるのです。

タスマン海水槽をもっと楽しくするにはどうしたらいいのか思案中!


さてさて、帰ってきてからアクアにご報告。

アクア、報告してきたよ~
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反応はいまいち。研究会って何?って感じでしょうか。

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3歳と3ヵ月になりました!



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