深海の小さな生き物たち Vol. 2
- 2013.10.14
- 深海の小さな生き物たち , 魚類チームの日記
「日本海溝」水槽には、大きな大きなタカアシガニを展示しています。タカアシガニは成長すると、両方の鋏を広げた状態で3mにも達するものがいるといわれています。

あ、写真は鏡に映っているわけではなく、向かい合わせの2匹です。シンクロ??
このカニたち、甲羅の大きさまは人間の顔ぐらいあります。
そして今日ご紹介するのは、日本海溝水槽の後ろを回ったところにある「深海コーナー」で展示している小さなタカアシガニです。
サイズは甲羅の横幅が3cmくらい!タカアシガニって大きなイメージしかありませんが、小さな時期もちゃんとあるんですよ。
タカアシガニの成長記録についてはあまり例がなく、静岡県の栽培センターの報告データによると、これぐらいの大きさだと1~2歳ぐらいかと思われます。

ちょっぴり苔が邪魔で見えづらいですが、脚の模様も大きいカニたちと同じです。
ぜひ、大きなタカアシガニと小さなタカアシガニを見比べてくださいね。
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