だーるまさんがこーろんだ!

「日本の森」のコツメカワウソ水槽のお隣、水鳥槽に入る洞やバックヤードに通ずる扉など、扉を開ける時、私たち係員は一瞬、カワウソたちに背を向けることになります。

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「動物に背を向けない」のは基本で、充分気をつけてはいるのですが、この一瞬を狙い、係員の足にとびつくカワウソがいます。

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だいたいはザクロかシュロです。下の写真はザクロです。

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壁や木の隙間のような死角に潜み、すすすと寄ってきて、係員の足をちょいっと咬んで脱兎のごとく逃げ去ります。

もうっ、なんなん(怒)!!

また、水鳥槽の掃除後、残った餌などの容器を持ってカワウソ槽を通ると、カワウソたちはなんかもらえるんじゃないかな?と思うのか寄ってきて足元にまとわりつくうえ、容器で足元が見えないので、がぶりとされることが多くなってしまいます。上の写真の係員のカッパやこの長靴のように...。

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カワウソとつきあって10数年、私のたどりついた「カワウソに咬まれない」対処法はカワウソ以上にじたばた動きまくることと大きな動きをすることです。

ただ、他の係員には「そんなのできない!」となかなか同意を得られないのですけど...。カワウソのところでじたばたしている係員がいたら私です(笑)。

最近は「近寄ってきたかな?」というタイミングでこちらが大きく足をどんっと踏み出し立ち止まると、敵?もひょいっと立ち止まる。こちらが動き出すと相手も動く。というのを繰り返しています。

一連のこの動作、なんかに似てるなあと思ったら、昔の遊びでおにごっこのひとつ「だるまさんがころんだ」なのでした。カワウソと対峙しつつ、ちょっと懐かしい気分にひたっています。

「知らないよーだ」

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