ゴマフアザラシのあかちゃん成長記録2014「う○ち」

ゴマフアザラシの赤ちゃんの成長記録を「海遊館日記」で紹介していますが、今日は「う○ち」のお話。


お母さんのミルクを卒業し、お魚を食べる練習を始めたゴマフアザラシの赤ちゃん。

人間の赤ちゃんの場合、はじめの離乳食はとろとろのお粥です。これは赤ちゃんが食べ物を消化吸収する力がまだしっかりとできていないからですよね。

ところがアザラシの場合は離乳食はありません。いきなり大人と同じ丸のままのお魚を食べるのです。

それもそうです。自然界ではとろとろに溶けたお魚なんてありませんし、口移しでお母さんがごはんをあげるわけでもありません。自分でお魚を捕まえて食べるしかないのです。

飼育員はそろそろお魚食べれるかな?と頃合を見計らって離乳訓練を始めます。

そのタイミングが早過ぎないか?ちゃんと魚は消化されているか?それを判断する一つの材料が「う○ち」です!


この写真は、お魚を食べた後のゴマフアザラシの「う○ち」の顕微鏡像です。真ん中に写っている節のあるピンク色の物体。実はお魚のウロコのかけらです。
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お魚の身はちゃんと消化して、消化されにくいウロコが出てきているのが分かります。

本当に魚のウロコかどうか、餌のシシャモからウロコを取って顕微鏡で見てみました。
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やっぱりウロコで間違いなさそう!


ところでお父さんお母さんはよくご存知かと思いますが、人間の赤ちゃんは離乳食を始めると「う○ち」がミルク便から人間の便に変わります。

アザラシの赤ちゃんも同じで、黄色っぽいミルク便から灰色から茶色の固まり便になっていきます。「う○ち」もだんだんと大人になっていくのです。
便の検査をしながら赤ちゃんの成長を実感した瞬間でした。


実際のミルク便と魚を食べた後の便の写真です。

お食事中の方はこれ以上スクロールするのはやめておいたほうがいいかも(笑)





ミルクのときの便です。
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こちらが魚を食べた後の便
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