エコー検査

カリフォルニアアシカのスミレが出産したのは前回のアシカニュース(5月24日号)でお知らせしましたよね!
今回は、出産前の超音波画像診断(エコー)検査の様子を紹介します。

人間の場合、妊婦さんは病院の検診でエコー検査をして、赤ちゃんが順調に大きくなっているか確認しますよね。

海遊館ではアシカについても人間と同じようにエコー検査を実施して赤ちゃんが大きくなっているかをチェックしています。

とはいっても、アシカ達にとってはエコー検査なんてなんのことやら...。
いきなりお腹に変なもの(プローブ)を当てられて「はい、じっとしててねー、赤ちゃん元気ですよぉ」なんて言われても、じっとできるわけありません。

お母さんアシカのスミレはお腹にプローブを当ててもじっとしているトレーニングを経て、エコー検査ができるようになっているのです。
普段からのトレーニングの賜物ですね。

下の写真が実際にエコー検査をしているところです。
すでにお腹はパンパンに大きくなっていますね。この頃には胎動(胎児が動くこと)もみられるようになっています。

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海遊館ではエコー検査で
・心臓の位置の胸囲がどのくらいあるか
・頭の大きさはどのくらいか
をチェックして、出産がいつくらいになりそうか予測しています。

ただ...今回のスミレの出産は予想より少しだけ?!・・・早い出産となりました(苦笑)。

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写真は出産2日前のスミレです。お腹ははじけそうにパンパンです!

「いつでもエコー検査OKよ♪」

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