マンガ(イラスト?)みたい...
- 2015.04.19
- 体感!熱帯雨林
企画展示「体感!熱帯雨林」の西表コーナーでは、ヒメシオマネキを展示しています。
シオマネキといえば、オスのはさみ足の片方が大きく、これを振るようすが「おいでー」「おいでー」と潮が早く満ちるよう、招いているように見えることからこの名前がついたようです。
▼オスはこちら。

▼そして、メスのはさみはかわいいのです。

ところでこのヒメシオマネキの目ですが、目を支える眼柄(がんぺい)がとても長く、マンガ(イラスト)でよく描かれているカニみたい。
▼カタツムリもこんなイラスト多いですよね。

▼普段、見慣れているサワガニの眼柄は?というと...

そんなに長くはありません。
▼タカアシガニも、そんなに長くはない。

▼西表コーナーで展示しているオカガ二も、長くない。

▼先日まで展示していたミナミコメツキガニも、あまり長くはありません。

シオマネキは砂に潜った時、目だけを出すことができるので、眼柄が長いのだろうなと想像できます。
しかし、同じように砂場に暮らすコメツキガニはそうでもないのは、なぜでしょう?
▼また、ヒメシオマネキを観察すると、片方の眼柄がなく 「あれ、何かあった?」ということがありますが、実はうまく折りたたむことができるようです。

あまりにも細いから、取れてしまったのかと驚くやん!
企画展示「体感!熱帯雨林」は、5月6日までです。どうぞお見逃しなく!
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