魚の唇(カラープロキロダス)

「エクアドル熱帯雨林」水槽のカピバラのところにいるカラープロキロダス。
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尾の模様が矢羽のようできれい。
当館にやってきた時は全長5cmほどでしたが、現在では20cmを超えました。

さて、この魚、付着藻類を食べるということで、観賞魚で飼育されている方は水槽のコケ掃除屋さんとして飼っていることが多いのだとか。
やすりのような歯を持っているらしいのですが、残念ながら、私はまだ歯を見たことはありません。

で、口なんですけども...。
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唇が薄いけど大きくて、まくれあがるようになっています。

右にいるオスカーの口(赤の矢印)は横から見ると、つるんとしていますが、カラープロキロダス(紫の矢印)は唇が突き出ているように見えます。

とてもおおざっぱに言うと、こんな感じ。
①がオスカー、②がカラープロキロダスです。
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前からつまめるのではないか?と思う口、いや、唇です。

ちょっと遠い写真ですが、わかりますか?
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で、この魚、よく群れで水面近くに浮いて、口をぱこぱこ開閉しています。

上から見るとちょっとこわい...。

川などでボラが口を開閉しているのはよく見ますけど、ここで見るとは~。
毎日、昼前に餌を与えていることが多いので、『ぱこぱこ』しているのを見てみてくださいね。

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