カネヒラが色づいてきました

今日は「日本の森」水槽で飼育されているカネヒラという魚をご紹介します!

2009_kanehira01.jpg

カネヒラは日本の河川や湖沼に生息するタナゴの仲間です。
日本産タナゴ類の中では大きく、体長は10~15cmになり、オスは桃色と青の美しい婚姻色になるため「日淡好き(日本産淡水魚が好きな人)」の中でも人気の魚です。
雑食性ですが草食性が強く、水槽内でもよく石に付着した藻類や水草をつついています。

2009_kanehira02.jpg

タナゴの仲間は二枚貝に産卵するという少し変わった方法で繁殖します。
多くのタナゴは春頃に産卵するのですが、このカネヒラは秋頃に繁殖期を迎えます。
カネヒラは秋頃に産卵することによって、他種との二枚貝の取り合いを避けていると考えられています。
そんなカネヒラ、綺麗な婚姻色を見ることができるのは、夏~秋の今の時期だけなんです!

この機会にぜひ、カネヒラに会いに来てくださいね!

この記事もおすすめ!