以布利通信37「冬の花吹雪?と怪魚再び」

先日、以布利の海中探索に出かけてきました。今の時期は水温が低く、泳ぐのには適さないと思われがちですが、透明度が非常に高いので防寒をしっかりしていれば、空を飛んでいるような浮遊感があり楽しいです。
また、海中にいる魚の姿もしっかりと捉えることもできるので綺麗な写真を撮ることもできます。

2102_iburi_01.jpg

透明度が高いので海底の景色や魚が綺麗に見えます。
今回はこの時期だけ観察することのできる海中の花吹雪?の撮影に挑んでみました。

2102_iburi_02.jpg

たくさんの小さな赤い魚が集まっていて下から見上げると花吹雪のようです。
近づいてみると...。

2102_iburi_03.jpg

手前にいる魚がクロホシイシモチ、奥に集まっている魚はキンメモドキです。ネンブツダイやタカベなども群れに混ざっていました。
綺麗だなぁと思いながら観察していると海底に黒い大きな影が...。

2102_iburi_04.jpg

大きなアカメがこちらを見上げていました。

2102_iburi_05.jpg

全長は1mほどありそうな大きな個体です。ゆうゆうと泳いで離れていきました。
別の場所でも2匹のアカメが仲良く泳いでいる姿を目撃しました。

2102_iburi_06.jpg

小さな魚がたくさん集まった大きな群、1mほどの大きな魚、どちらにもそれぞれの魅力があります。また小さな魚を間近に観察することも面白いです。
海遊館の魚たちも水槽内で群れを作ったり、悠々と単独で泳いだりと種類によって違いがあります。魚たちの暮らし方にも注目してみてくださいね。

この記事もおすすめ!