以布利通信39「春を探しに磯観察!」

こんにちは、以布利センターです。
暖かい日が続き、過ごしやすい季節になりましたね!
以布利でも桜が咲き春を感じるようになりました。

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今回は、春の海にはどういう生き物がいるのか皆さんに見ていただこうと思い、以布利センターの近くにある磯に行ってきました。

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春は様々な魚の稚魚が見られるのですが、すべて紹介すると大変な長さになってしまいますので、今回は春らしい稚魚を3種類ご紹介します。
まずは、タカノハダイ。

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稚魚は春頃に潮溜まりで見ることが出来き、成魚になると海藻が生えている浅い岩礁域に生息します。
つぎは、ゴマハゼ。

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ゴマハゼは、成長しても2cmほどの小型な魚で河口域や内湾で多数の群れを作って生活しています。
最後はボラです。

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春頃になると潮溜まりや河口付近でよく見ることができ、群れになって泳いでいるとキラキラと鱗が光って見えるのでとても綺麗です。
たくさんの稚魚に出会うことができ、大満足の磯観察でした。魚たちは観察が終わった後、すべて元いた場所に戻しています。みなさんも、身近な春を探してみてくださいね!

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