400対6

「太平洋」水槽では約400尾のグルクマが群れを成しており、まるで一つの大きな生き物のように見えます。
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そんなグルクマの群れをみていると...
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ん?
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グルクマとは見た目が少し違う魚が紛れています。

この魚は「スマ」と言います。聞きなれない方も多いのではないでしょうか。
グルクマもスマも同じサバ科の魚類ですが、スマはカツオに近い仲間です。

普段はグルクマの群れに混じり、同じようにゆっくり泳いでいるのですが、スイッチが入ると泳ぎ方が変わります。


よく観察してみると、方向転換する時に背びれと胸びれ、腹びれがひょこひょこと見え隠れしています。じつは、体にはそれらのひれを収納するための溝があり、普段は、なるべく水の抵抗を無くすために収納していますが、スピードを落とす時に出す仕組みになっています。

餌やりの時に、その様子を良く見ることができますので、ぜひ見に来てください。

グルクマが400尾いるのに対し、スマは6尾なので探すのは大変かもしれませんが、泳ぎ方に注目して頂くと意外と簡単に見つかりますよ!!

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