ジュースをぺろり

昨年末にしめ飾りを作成した際、「日本の森」のヤマトタチバナをご紹介しました。
海遊館のしめ飾り(その1)
先日、また実が色づいたよ~とのことで、担当が収穫してきてくれました。
今回は何に使おうか...と迷いましたが、収穫直後のヤマトタチバナの香りがなんともさわやか。
よし、果物が大好きなリスザルたちに与えてみよう!
実を割ってみると、ミカンとそっくり。
外も中も見た目はミニチュアミカンですが、実の大きさにしては種がしっかりしています。

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果汁を少し味見してみると、ザ!柑橘!そしてややすっぱ苦い...?
調べてみると、ヤマトタチバナは酸味が強いため生食には向かず、果汁を食酢として利用したり、ジャムやジュースに加工するのが主流とのことでした。
そこで、果汁を絞り、少量のハチミツを加え、お湯で調整。
さわやかな香りのするヤマトタチバナジュースの出来上がりです♪

早速バックヤード(水族館の裏側)のリスザルたちに与えてみました。
「ポメロ」にまずは実を与えてみると、興味津々。
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...と思ったら、少しだけむいてすぐに捨てていました。そうだよね、酸っぱいよね。
ではジュースはどうかな?
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んん...まあまあかな。

「キカ」と「ハイジ」にも与えてみました。
やはり、こちらもまずは実が気になるようで。
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しかし少しかじってすぐに捨てられました。笑
ジュースならいけるでしょ!と与えてみると、
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これが大好評。
とくにキカは何度も舐めていました。
いつもと違う、さわやかなジュース、楽しんでもらえたようです。

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