タカアシガニの名札

「日本海溝」水槽にいるタカアシガニ。
鉗脚(かんきゃく。ハサミ状になっている一番前の脚)をよ~く見てみると、カラーバンドがついています。

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実はこれ、タカアシガニを見分ける為のバンドなのです。見た目がそっくりなタカアシガニを全て見分けるのは飼育員でも至難の業。そのため、バンドを付けて個体を識別しています。

ちなみに、一番付け根側に付けられたバンドのカラーは「搬入年度」を表しており、青色は「2021年搬入」を意味しています。このタカアシガニは2021年に搬入された「青オレンジ」くん。

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搬入した際や脱皮した際にサイズと体重を個体ごとに記録している為、どれくらい成長したかをしっかり把握する事が出来ます。ある個体は脱皮前と脱皮後でなんと約1.4倍もサイズが大きくなっていることがわかりました。各個体をしっかりと把握することで、詳しく体調管理ができるというわけです。

海遊館にご来館される際にはバンドを頼りにお気に入りのタカアシガニを見つけてみて下さいね!

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