以布利通信56 水先案内人とサーフの怪魚

こんにちは、以布利センターです。

以布利センターの近くには、以布利港があり、大型の定置網船が操業しています。
定置網船の漁がある日には、水揚げされた魚を以布利センター職員が港に見に行きます。
今回は定置網に入った魚の中で、個人的に面白いと思った魚を2種類紹介します。

1つ目はブリモドキです。

画像①.jpeg

酷似している魚がいる魚種には「モドキ」や「ニセ」といった名前がつけられることが多いですが、個人的にはどこがブリに似ているのだろうと思いました。
しかし、大型遊泳魚と一緒に泳ぐ習性があり、さらには先頭に立って魚の群れを先導しているように見える様子から英名ではPilot fish(水先案内人)という意味の名前がつけられていて、とてもしっくりきます。

今回、ブリモドキが定置網に入ったということは大型魚がいるのではと思いましたが...
とくに目立った大型魚は見当たりませんでした。


2つ目はオオニベです。

画像②.jpeg

釣りをされる方だと、憧れの魚ではないでしょうか。
通称、サーフの怪魚と呼ばれ、釣り人が砂浜でルアーを投げているのをテレビや雑誌等でみる機会があります。

なんとこの魚は体長が1.5mにもなります。
写真の個体でも私の拳と見比べてもらうと大きさが伝わるでしょうか。

頭も私の頭と同じぐらいの大きさで、初めて見たときはとても驚いたのを覚えています。

また紹介したい魚が定置網に入ったら、皆さんに披露したいと思います。

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