これは何でしょう?part10
- 2022.11.25
- 魚類チームの日記
記念すべき10回目です!
何回まで続けられるでしょうか...?
まぁ気にせず、いってみましょう!
今回はこちら!
なんだかふさふさ?もじゃもじゃ?したものです。
どこから出てるのかもよくわかりませんね...
ちょっと引いてみましょう。
なんと!「ゾウギンザメ」のお腹についています!
ゾウギンザメは飼育している水族館が少なく、日本ではなかなか見ることのできないレア種です。
海遊館では「日本海溝」水槽で暮らしています。
そしてお腹についている茶色いふさふさしたものは、ゾウギンザメの卵です。
メスは卵が完全に出るまで、お腹にくっつけて泳ぎます。
長いときでは約1日くっついていることも。
ちょっと泳ぎにくそうにしていることもありますが、無理に取ったりせず、自然に全部出るまで飼育員も見守ります。
産み落とされたら、ほかの魚やカニに食べられないように、違う水槽に移動させます。
全部出るとこんな形をしています↓
何か卵ではない別のもののような形をしていて、ちょっとワクワク感が(笑)
いつか小さなゾウギンザメが生まれてくるのを楽しみに見守っています。
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