「モンタレー湾」水槽のおじゃま虫

「北極圏」水槽のおじゃま虫と言えば、潜水作業中の飼育員を邪魔するワモンアザラシの「ミゾレ」です。
飼育員に小脇に抱えられるミゾレの映像をご覧になった方も多いのではないでしょうか?
「ミゾレの好きなもの2」

最近、「モンタレー湾」水槽にもおじゃま虫が出現しました。
昨年6月に生まれたカリフォルニアアシカの「サン」と「ルナ」です。

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(右:ルナ、左:サン)


生後半年が過ぎ、2頭はやんちゃ盛り!
潜水者の足に付いているフィンや持っているブラシなど、気になるものばかりです。
その様子がこちら▼


足元のフィンを咬んでいるのがルナ、手元のブラシを狙っているのがサンです。

続いてはこちら。


この動画に映っているのはサンです。
潜水者の頭を前肢でしっかり掴んでいるのですが、これがなかなかに力強い...
大きくなったなぁ...ではなくて、なかなかのおじゃま虫具合です。
サンは生まれてすぐから身体を触るトレーニングをしていたので、飼育員に身体を触られるのはへっちゃらなようで、水槽内を掃除していると潜水者の懐に入ってきて、身体を触ってくれといわんばかりにアピールしてきます。


ゆくゆくのトレーニングにはとても役に立ちますが、動画のように視界を奪われるので潜水中はやめてくれと思う飼育員でした。

潜水作業は不定期に実施しているので、「モンタレー湾」水槽で潜水作業をしているのを目撃したら、おじゃま虫を探してみてください。

(海遊館では生き物と飼育係員の安全を第一に、生き物とのコミュニケーションを大切にしながらトレーニングを行っています。)

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