ブログ「海遊館日記」

「エクアドル熱帯雨林」の3番目の水槽は、今年の1月にリニューアルし、水中、陸上共に緑あふれる植物を中心とした水槽に生まれ変わりました。（→「生まれ変わったエクアドル熱帯雨林」）
リニューアルから半年ほどたち、植物たちも徐々に海遊館の水槽に順応してきてくれたようなので、エクアドル熱帯雨林植物たちをご紹介したいと思います。

彼らの魅力を可能な限りお届けしたいので、種ごとに分けてお伝えします！

まず初めに、「フィロデンドロン・スクアミフェルム」をご紹介します。

サトイモ科に属するこの植物は、5つに分かれた特徴的な葉を持ち、葉柄に毛がびっしりと生えています。この毛から別名「ワタゲカズラ（綿毛蔓）」とも呼ばれています。この毛はトゲトゲしているように見えますが、触ってみるととてもフワフワと柔らかく、いつまでも触っていたくなるほど触り心地の良いものです！


蔓性植物のため、自然界では他の樹木などに着生しながら成長します。
海遊館のフィロデンドロン・スクアミフェルムはまだまだ小さい状態ですが、他の種とは異なる葉は、水槽の中でも見つけやすい種です。
ぜひ日々成長する様子を観察して見てください！