ちびうそ通信 誕生日とブナの一大事
- 2024.09.20
- 魚類チームの日記
お久しぶりのちびうそ通信です。
ちびうその誕生日(8月23日)のライブ配信が無く、あれ?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょっといろいろありまして、けっしてサボっていたわけでは...。(^^;
それは、定期健康診断を無事に終え、もうすぐ展示水槽に戻ろうという日の朝に起こりました。
部屋の掃除に入ると、排便とともに出血が!?ちょっと量が多め。誰??どうした??
監視カメラで行動を確認したり、摂餌のようす、便の検査など調べた結果、どうやらブナが調子を崩していることがわかりました。元気なヒノキとミョウガには別の部屋に移動してもらって、ブナが安心できるように伯父のミウとゆっくり過ごしてもらうことにしました。
検査をした結果、感染症であることがわかり、投薬することになりましたが、ブナは餌に混ぜた薬を全く食べてくれず、毎日注射での治療を行いました。
10日ほどで徐々に症状も落ち着いてきて治療終了。すっかり元気になったのでヒノキたちとも再会!!8月に入って展示水槽に戻ることができ、元気にすごしておりました。
が!
まさかの誕生日前日!ブナの症状が再び...(T_T)
急遽、ハチとワラビに展示を交代してもらい、バックヤードへ移動して治療を再開しました。
かれらの誕生日には、ライブ配信用に大きな氷ケーキを用意していたのですが、ケーキの上につけるプレートだけでささやかにお祝いしました。ヒノキ、ミョウガには1歳プレート、同じく8月生まれのミウには6歳プレート。
氷ケーキに使ったのは、以布利センターのスタッフに頼んで送ってもらった、この時期限定の四万十川産エビ。普段与えている川エビと比べると、数倍大きい!!
ミョウガとヒノキは初めてのエビ入り氷に戸惑いつつ、最後にはおいしく食べてくれました。
ミウは慣れたもの。すぐに気がつきおいしそうに食べてました。
ブナは検査だったことと、お腹の調子をくずしているので、元気になってからお祝いすることにしました。
大変な誕生日になったけど、ブナは検査後のケージ内でくつろいでました。その姿をみてちょっと安心する担当でした。
遅くなったけどヒノキ、ブナ、ミョウガ、ミウ誕生日おめでとう~!
現在、ブナの症状は落ち着いて元気にしているのですが、たまに少量の出血が見られたりするため、様子をみながら治療をおこなっています。治療を優先するため、みなさまと再会できるのは少し先になりそうです。また、元気になったら展示水槽で遊んでいるブナに会いに来てください。
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