2022.12.22
調査・研究
~ジンベエザメの生態解明を目指して~ 目標達成と継続実施のお知らせ
「ジンベエザメ保全のために海遊館ができること 謎に包まれた回遊ルートの解明に挑む」プロジェクトへのご支援、誠にありがとうございます。みなさまからの温かいご支援により、開始21日目で目標金額に到達することができました。想像を上回る反響の大きさに驚くとともに、海遊館や生き物たちを愛してくださるみなさまの想いや熱量を改めて感じることができました。大変嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。ご賛同・ご支援いただいたみなさまや、取り組みを知っていただいた皆様に深く御礼申し上げます。以降はネクストゴールを1,000万円とし、より困難な中長期のデータ取得に挑戦するとともに、このプロジェクトを通して、1人でも多くの方にジンベエザメの現状や取り組みを知っていただけるように、最終日の2023年2月28日(火)までこのクラウドファンディングの実施を継続いたします。今後は順次返礼品の追加も予定しておりますので、楽しみにしていただけますと嬉しいです。プロジェクトへのご支援・ご賛同はこちらさらなる温かいご支援、どうぞよろしくお願い致します。 海遊館 生き物たち&スタッフ 一同
2022.12.21
ニュース
ミニ企画展「豊かな美しい海を未来へ」開催のお知らせ
海遊館は2022年12月20日(火)から、ミニ企画展「豊かな美しい海を未来へ」を開催します。10月30日に「国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP-IETC)」らと共同で、ごみ問題や海洋プラスチック問題について考えるトークイベント「Only One Earth - かけがえのない地球 海の豊かさを守ろう!」を開催しました。UNEP-IETC 共同イベント「Only One Earth - かけがえのない地球 海の豊かさを守ろう!」イベントでは海遊館館長と魚類担当飼育員、UNEP-IETC企画官、書家 岡西佑奈氏の4名でトークセッションを行った他、岡西佑奈氏による「海を護る」をテーマとした書道作品の創作パフォーマンスも実施しました。本企画展ではイベント時の書道作品の展示の他、海遊館が過去に直面した生き物の海洋プラスチック誤飲事故、それに対する海遊館が行った取り組みを紹介します。海遊館は企画展を通し、環境問題の普及啓発についてより一層の貢献をしたいと考えています。 ミニ企画展「豊かな美しい海を未来へ」について 開催期間 2022年12月20日(火)~ 2023年2月28日(火) 場 所 海遊館メインビル4F 料 金 無料(海遊館入館料に含む) 【 協力 】国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP-IETC)公益財団法人 地球環境センター(UNEP-IETC支援法人)書家 岡西佑奈
2022.12.14
生きもの情報
【展示終了のお知らせ】パネル展「ワモンアザラシ誕生から100日間の成長記録」
2021年8月1日より館内4階「北極圏」水槽周辺で開催中のパネル展「ワモンアザラシ誕生から100日間の成長記録」が2022年12月18日(日)をもって終了いたします。パネル展ではワモンアザラシのミゾレの成長過程とともに、人工哺育の裏話や飼育員の思い、成長過程で抜け落ちた白い体毛を展示しています。パネル展終了後は、公式ホームページ(海遊館ラボ内)で飼育員の人工哺育の取り組みを紹介する予定です。 パネル展「ワモンアザラシ誕生から100日間の成長記録 パネル展「ワモンアザラシ誕生から100日間の成長記録」-->
2022.12.12
生きもの情報
世界初・イトマキエイの妊娠を確認しました
世界初繁殖に向けて、万全の環境を整えます 館内「太平洋」水槽にて、飼育展示中のイトマキエイが妊娠していることを確認しました。飼育下におけるイトマキエイの妊娠は世界初です。 また、より万全な出産環境を整えるため、12月15日(木)から当面の間「太平洋」水槽に仕切り網を設置します。 イトマキエイは2008年に海遊館が世界で初めて展示に成功した種で、現在も雌雄それぞれ1頭、計2頭を「太平洋」水槽にて飼育展示しています。 2022年2月頃より交尾行動を確認しており、超音波検査によって8月17日に胎仔1尾の妊娠を確認しました。 イトマキエイは胎内で仔をある程度成長させてから産む「胎生」であり、現在胎仔は体盤幅(両胸びれ間の大きさ)が約50cmほどです。 今後70~90cmほどまで成長し、2023年2月頃に誕生すると予想しています。 イトマキエイについて 英名Spinetail devilray学名:Mobula mobula 世界中の熱帯、亜熱帯海域の沿岸から外洋まで分布する体盤幅約3mの大型のエイで、頭部にある一対の頭びれが特徴。生息数の減少が示唆されており、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでは「絶滅危惧種(EN)」に指定されている。生息域や、飼育例の少なさから研究が進んでおらず、生態に謎が多い。 パネル展「イトマキエイの繁殖に挑戦!~謎多きイトマキエイの生態とは?」について イトマキエイの生態や、繁殖に向けた飼育員の取り組み等を紹介するパネル展を開催します。 会 期 2022年12月23日~ 会 場 「太平洋」水槽5階観覧通路 ※生き物の状態により、予告なく内容を変更または中止する場合があります。
2022.12.03
生きもの情報
アマゴ、ヤッコエイが産まれました!
それぞれ館内にて飼育展示中です。 「日本の森」水槽で暮らすアマゴと、「モルディブ諸島」水槽で暮らすヤッコエイが繁殖しました。それぞれ館内にて飼育展示中です。アマゴの仔魚は、水槽内にて産卵した卵から誕生しました。現在も腹部に卵黄の残った状態で、今後しばらくは餌ではなくこの卵黄の栄養によって成長します。海遊館では初めての展示ですが、石の間などに隠れていることが多いので探してみてください。ヤッコエイは水槽内で11月30日に誕生しました。誕生したヤッコエイはオス1匹で、よく水槽内の砂に体を隠し、目だけを出している様子が見られています。海遊館は過去に日本動物園水族館協会所属の動物園・水族館において初めて繁殖に成功した園館に贈られる「繁殖賞」をヤッコエイの繁殖で受賞しています。 アマゴの仔魚について 出 生 日 2022年11月下旬 展 示 数 約5匹 展示場所 「ぎゅぎゅっとキュート」 そ の 他 アマゴの卵を合わせて展示しています ヤッコエイの稚魚について 出 生 日 2022年11月30日 性 別 オス 展 示 数 1匹 展示場所 「モルディブ諸島」水槽 ※生き物の状態により、予告なく展示内容を変更または中止する場合があります。
2022.11.24
調査・研究
~ジンベエザメの生態解明を目指して~ 海遊館初 クラウドファンディングに挑戦します
長年取り組んでいるジンベエザメの生態解明を目指した調査・研究を更に発展させるため、12月1日よりクラウドファンディングに挑戦します ★追加情報:2022/12/22 目標達成しました! 詳しくはコチラ 海遊館では1990年の開館以来、飼育展示や調査研究を続けているジンベエザメ、実は世界的に生息数が減少しているとされており、国際自然保護連合(IUCN)の定める世界の絶滅の恐れのある生物リスト「レッドリスト」には 絶滅の危険が増大している種(Endangered)に分類されています。 しかし、ジンベエザメの生態はまだ謎が多く、生息域や移動経路、そして個体数など、適切に保全を行う上での生態学的な情報が不足しているのが現状です。 海遊館ではそんなジンベエザメの生態解明のため、様々な調査・研究をおこなっています。中でも、小型の記録装置を用いて外洋でのジンベエザメの行動(回遊ルート等)を調査する 「バイオロギング」という調査に力を入れています。 しかし、バイオロギングは機器が高額である事や、データの回収率が高くはない事などから、 現状として十分なデータが取得できていません。また、ジンベエザメという生き物の現状はまだ多くの方に知られていません。 そこで、クラウドファンディングに挑戦し、より多くの調査機会を得るとともに、皆様にジンベエザメのことや海遊館の取り組みを知っていただきたい、皆様とのつながりを深めたいと思っています。 バイオロギングについて 今回のクラウドファンディングについて 返礼品について 海遊館からのメッセージ ジンベエザメについて 英名:Whale shark 学名: Rhincodon typus 温帯から熱帯の沿岸および外洋に生息する大型のサメで、日本近海では黒潮に乗って春から秋にかけて現れます。小型甲殻類などのプランクトンを食べ、成長すると最大で10~12mになり、さらに大きく成長する可能性もあると考えられています。 海遊館では現在、「太平洋」水槽にて2頭のジンベエザメを飼育・展示中です。 バイオロギング について バイオロギング(Bio-logging)とは、生き物に小型の記録装置(データロガー)を付けて、その生き物(Bio)が自ら記録(logging)した行動を解析する研究手法です。近年、様々な生き物を対象に研究が進み、その成果が世界中で注目されています。 海遊館では2011年より北海道大学とジンベエザメの回遊経路を共同研究しています。小型記録装置は計画した調査期間が経つとジンベエザメの体から自動的に外れ、記録されたデータが人工衛星を経由して得られます。記録項目は、回遊経路(位置)と遊泳水深、水温です。 ▲回遊経路調査イメージ--> ▲回遊経路調査イメージ 過去のバイオロギング調査結果と課題 2015年に実施した6ヶ月間の調査では、高知県土佐清水市を出発したジンベエザメは東へと回遊した後、フィリピン海域まで回遊したことが判明しました。他の調査では水深1,800mを超える深海域を回遊していることや東北や千葉県沖へ回遊していることを示すデータなどが得られています。 このようなデータを蓄積することによって、ジンベエザメの回遊経路をより正確に推察することができます。また、長期間の調査を行うことによって得られるデータ量は増加しますが、同時に機器の故障などのトラブルが発生する可能性も増加し、データの回収率が低くなります。加えて、機器が非常に高額であることもデータ蓄積が進まない一つの要因です。 今回のクラウドファンディングについて 資金の用途 ・バイオロギングの機器購入 ・調査研究の作業費 ・その他諸経費 等 目標金額 500万円 形 式 All in形式(目標金額を達成しなかった場合も実施) 実施期間 2022年12月1日~ 2023年2月28日 プラットフォーム エールレール( https://yell-rail.en-jine.com/projects/kaiyukan ) 目 標 短期間の回遊経路把握を目標にデータ回収を目指し、以降長期間のデータ回収に着手します 第1目標:1ヶ月間の回遊経路データを3個体分回収する 第2目標:3ヶ月間の回遊経路データを2個体分回収する 第3目標:6ヶ月間の回遊経路データを2個体分回収する 返礼品について 海遊館にまつわる様々な返礼品を準備予定です。 支援額 個 数 返礼品 1,000円 - お礼メールのみ 3,000円 300 「限定」アクリル2連キーチェーン - お礼メールのみ 5,000円 50 海遊館オリジナルカレンダー(12月支援者限定) 300 「限定」ピンバッチ 300 「限定」ミナミイワトビペンギンの羽入りキーホルダー - お礼メールのみ 10,000円 100 「限定」トートバッグ+「限定」アクリル2連キーチェーン 25 海遊館入館引換券大人1枚+「限定」アクリル2連キーチェーン - お礼メールのみ 15,000円 50 ぬいぐるみエラ付ジンベエザメ+「太平洋」水槽の底砂 - 海遊館の入館引換券大人2枚+「太平洋」水槽の底砂 20,000円 10 カマイルカのおもちゃ+「限定」アクリル2連キーチェーン 5 ゴマフアザラシのひげ+「限定」アクリル2連キーチェーン 5 ワモンアザラシのひげ+「限定」アクリル2連キーチェーン 10 サメの卵の殻+「限定」アクリル2連キーチェーン 30,000円 10 ワモンアザラシの換毛で抜けた毛+「限定」アクリル2連キーチェーン 1 エトピリカの嘴覆+「限定」アクリル2連キーチェーン 10 飼育員ナイトツアー (4/22 10名) 50,000円 2 ジンベエザメ飼育員セット(ジンベエザメの柄杓+給餌バケツ) 10 ジンベエザメの歯+海遊館館長による証明書 100,000円 4 ジンベエザメ給餌体験(3/5・3/12:1日2名 AM/PM各1名) 4 ワモンアザラシ給餌体験(4/1・4/2:1日2名 AM/PM各1名) 1 飼育員体験 魚類コース(4/23 調餌・清掃体験、給餌見学 1名) 1 飼育員体験 海獣コース(4/22 調餌・清掃体験、給餌見学 1名) 300,000円 - 館長と一緒に海遊館を周るプレミアムツアー ※予告なく内容を変更、または中止する場合があります。 ▲ジンベエザメの歯と証明書 ▲ジンベエザメ給餌の様子 ▲サメの卵の殻(イヌザメ) ▲「限定」ミナミイワトビペンギンの羽入りキーホルダー --> ▲ジンベエザメの歯と証明書 ▲ジンベエザメ給餌の様子 ▲サメの卵の殻(イヌザメ) ▲「限定」ミナミイワトビペンギンの羽入りキーホルダー 海遊館館長より ジンベエザメのことをもっと知りたい。 地球で最も広大な海"太平洋"を回遊し、いろんな地域を通って日本沿岸を訪れるジンベエザメ。 その姿は雄大で、太陽が差し込む海中を、なめらかに泳ぐ姿は、美しさと生命の尊厳を感じさせてくれます。 多種多様の生命を育んできた海、そして地球の美しさと面白さに、興味が尽きることはありません。 ジンベエザメが行う地球規模の回遊生態を調べ、未来に向けて脈々と命のリレーを続けていくことが出来るよう配慮していくことは、地球規模の環境を考えることにつながると思います。 しかしながら、ジンベエザメの暮らしについて、私たちはまだ知らない事ばかりです。それどころか、どのような方法で調べればよいのかさえ、わからないこともたくさんあります。海遊館だけで出来ることは多くなく、さまざまな分野の方々と協力し合い、一歩ずつでも前に進み、探求を続けていきたいと思っています。また、日本に限らず、ジンベエザメが暮らす地域の方々と共に、この課題に取り組めたらと願っています。 海の中のこと、遠い地域で起こっていることは実感しにくいかもしれません。しかし、ジンベエザメの暮らしを想像することで、多くの人の気持ちがつながり、この美しい海と地球、そして生命を、将来の世代に届けていきたいと思います。 海遊館館長 村上 寛之
2022.11.01
調査・研究
ジンベエザメの全長を実測しました!
"計量記念日" の本日11月1日(火)に、館内「太平洋」水槽で飼育展示中のジンベエザメの全長・胴回りの実測を行いました。 結果は以下のとおりです。 全 長 胴回り 推定体重 推定年齢 遊: 6 m 00 cm昨年(5 m 85 cm) 2 m 35 cm 1,650 kg(1,500 kg) 15~16 歳 海:5 m 25 cm昨年(4 m 80 cm) 2 m 20 cm 1,050 kg(800 kg) 7~8 歳 ※今年より、健康管理の精度向上を目指し胴回りも実測しています。 海遊館では、まだ詳しい生態のわかっていないジンベエザメの生態研究や体調管理の一環としてジンベエザメの全長測定を行っています。全長測定はメジャーによる実測を行っており、この方法は給餌中のジンベエザメの体に触れるトレーニングによって実現しました。 計量記念日を通して生き物たちが元気に成長する様子や海遊館の健康管理の取り組みを紹介し、自然環境について興味をもっていただきたいと考えています。 【担当者のコメント】 遊、海ともに今年もしっかり成長していました。日々のトレーニングの甲斐あってスムーズに計測することができました。また、今年からは胴回りの測定も行っています。プロポーションを把握することで給餌量の参考にするなど、健康管理の精度向上を目指しております。これからも定期的に測定し、健康管理に努めてまいります。
2022.10.28
生きもの情報
【約2万尾の大群雄!】カタクチイワシ約1万尾を搬入しました
2022 年10月28日(金)に、兵庫県妻鹿(めが)漁港から「チリの岩礁地帯」水槽に、カタクチイワシ約1万尾を搬入しました。今年、カタクチイワシの搬入作業は初めてです。 「チリの岩礁地帯」水槽 今回の搬入作業により、カタクチイワシの展示数は約2万尾となり、水槽の中をダイナミックに群雄する姿がご覧いただけます。海遊館ではカタクチイワシの展示を通して、海の不思議とすばらしさをお伝えしたいと考えています。 【カタクチイワシについて】 英名:Japanese anchovy 学名:Engraulis japonicusカタクチイワシ科。北海道から九州南岸までの沿岸域、瀬戸内海に分布する。沿岸近くの表層付近を大きな群れを形成し遊泳する。最大約20㎝まで成長し、大きく開く口の上顎が目立つため「片口」の名がついた。自然界では、様々な海洋生物の重要なエサとして生態系を支えている。 【「チリの岩礁地帯」水槽について】 水槽容量 :250t 水温:18℃ 展示面積:40㎡南米チリ沿岸の環境を再現しています。この水槽では、主にカタクチイワシとマイワシを展示しています。 【カタクチイワシ担当飼育員からのコメント】 体が小さく弱いカタクチイワシは様々な海洋生物のエサとなりますが、なすすべなく食べられているわけではなく、天敵から身を守るために大きな群れを作って生活しています。そんな群れを展示するためには、デリケートなカタクチイワシの状態に気を配りながら輸送、搬入しなければいけません。今回追加搬入をすることでより大きくなるカタクチイワシの群れの美しさを、たくさんのお客様にご覧いただきたいです。
2022.09.15
生きもの情報
※展示終了いたしました 海遊館初展示!「ギンカクラゲ」の展示を開始しました
海遊館初!「海月銀河」と特別展「視点転展(してんてんてん)」にて、「ギンカクラゲ」を期間限定で展示します。 ※展示終了いたしました ギンカクラゲは直径4cm程度の小型のクラゲです。1個体のように見える姿は、実は複数のクラゲが集まった「群体」という、クラゲの中でも珍しい生態を持っています。中央にある盤状の浮きを使って外洋の海面を漂いながら生活していますが、時折潮の流れに乗って沿岸部までやってきます。 今回の展示個体は、高知県土佐清水市にある海遊館の研究施設「大阪海遊館 海洋生物研究所 以布利センター」近くの港内で採集しました。 【「ギンカクラゲ」展示概要】 展示期間 2022年9月15日~ 場 所 海遊館3F「海月銀河」エントランスビル4階 特別展「視点転展」 展 示 数 12匹(直径約4cm) ※生物の状況により予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。 【ギンカクラゲについて】 学名:Porpita porpita盤状の浮きが銀貨に似ることが名前の由来。触手のように見える部分はそれぞれが「個虫」と呼ばれる個の生命であり、個虫が複数集まって1つのギンカクラゲを形成する。また、この姿はクラゲの生涯中の一形態である「ポリプ期」の姿で、一般的にクラゲと聞いて思い浮かぶ「クラゲ期」の姿は傘の直径が数mm程度ととても小さい。
2022.09.12
生きもの情報
オウサマペンギンの雛が誕生しました !
~「南極大陸」水槽内で親鳥が子育て中です~ 2022年8月25日(木)に、オウサマペンギンの雛が誕生しました。 現在、雛は親鳥の足元で過ごしており、餌をもらう際などに時折顔をのぞかせるなど、すくすく成長中です。 オウサマペンギンの雛について 産卵日:2022年6月30日 孵化日:2022年8月25日 体 重:221.1g (孵化日) 730.4g (9月12日) オウサマペンギンについて 和名:オウサマペンギン英名:King penguin学名:Aptenodytes patagonicus南極大陸周辺地域に生息。ペンギンの中で2番目に大きい種類で、体長約90cm、体重約12kgほどまで成長します。巣はつくらず、足の上に卵を置いて、お腹の皮膚をすっぽりと被せて卵を温めます。海遊館では今回の雛を含め計45羽の雛が誕生。