2022.09.09
生きもの情報
カリフォルニアアシカの赤ちゃん2頭の愛称が決定しました!【愛称決定を記念したイベントやグッズが登場します】
たくさんのご応募ありがとうございました! 今年6月に誕生したカリフォルニアアシカの兄妹の愛称が兄「 サン 」、妹「 ルナ 」に決定しました。 海遊館HPや各種SNS、そして館内に掲出したQRコードからお寄せいただいた計 534件 の案の中から、飼育員と海遊館ファンコミュニティー「生きものサロン」のメンバーで最終決定を行いました。また、アシカの愛称決定を記念したイベントやグッズも登場します。 1頭目(通称:ナミ仔) ■■愛称: 「 サン 」■由来:太陽の様に明るく育って欲しい ■出生日:2022年6月19日(日)■体長:約80cm(2022年9月7日、目測)■体重:18.5kg(2022年9月7日、実測)■性別:オス■父親:ミッチ 母親:ナミ ■■愛称: 「 サン 」■由来:太陽の様に明るく育って欲しい ■出生日:2022年6月19日(日)■体長:約80cm(2022年9月7日、目測)■体重:18.5kg(2022年9月7日、実測)■性別:オス■父親:ミッチ 母親:ナミ --> 2頭目(通称:アスカ仔) ■■愛称:「 ルナ 」■由来:月の光の様にやさしく育って欲しい ■出生日:2022年6月22日(水)■体長:約75cm(2022年9月7日、目測)■体重:17.0kg(2022年9月7日、実測)■性別:メス■父親:ミッチ 母親:アスカ ■■愛称:「 ルナ 」■由来:月の光の様にやさしく育って欲しい ■出生日:2022年6月22日(水)■体長:約75cm(2022年9月7日、目測)■体重:17.0kg(2022年9月7日、実測)■性別:メス■父親:ミッチ 母親:アスカ --> 【飼育員のコメント】 この度はたくさんのご応募ありがとうございました。素敵な愛称候補がたくさんあり、本当に悩みましたが、皆様と一緒に愛称を決定できたこと、大変うれしく思っています。「サン」「ルナ」ともにすくすくと成長しており、誕生時から10㎏近く体重が増えました。健康管理や離乳を見据えたトレ ーニングも順調に進んでおり、体を触った健康チェックや、飼育員が誘導しながら体重測定も実施しています。 今後、2頭が母親以外のアシカたちとも良好な関係性を築きながら成長してもらえるよう、最大限サポートしていきます。 愛称決定記念イベント、グッズも登場! 2頭の愛称決定を記念した、様々なイベントやグッズが登場します。 担当飼育員オンライントーク 〜2頭のアシカ赤ちゃんの誕生と今〜 担当飼育員によるお話の他、サンとルナの様子を水槽から生中継します。 開催日時 2022年9月25日(日)14:00~15:00 定 員 先着200名 募集開始 2022年9月9日(金) 価 格 1,200円(税込) 詳しくはこちら 開催日時 2022年9月25日(日)14:00~15:00 定 員 先着200名 募集開始 2022年9月9日(金) 価 格 1,200円(税込) 詳しくはこちら --> アシカの赤ちゃん「トートバッグ」&「巾着袋」 サンとルナが生まれた時の様子をイラストにした、トートバッグと巾着袋を作りました。 販売場所:海遊館オフィシャルショップ海遊館オフィシャルショップオンライン 販売場所:海遊館オフィシャルショップ海遊館オフィシャルショップオンライン --> アシカあめ細工 アシカをモチーフにした2種類のあめ細工が、期間限定で登場します。 販売開始:2022年9月16日(金)~販売場所:天保山マーケットプレース2F なにわ食いしんぼ横丁内「あめ細工あめのとり」あめのとり営業情報はこちら
2022.08.30
生きもの情報
エトピリカの雛について
「アリューシャン列島」水槽で8月12日に誕生したエトピリカが亡くなりました。孵化当日に親鳥からの摂餌が確認できており、毎日体重測定を行いながら親鳥の子育てを見守っていましたが、8月26日(金)に死亡を確認いたしました。詳しい死因は現在調査中です。海遊館では、エトピリカの繁殖を目標に、温度、湿度の管理に加え、年間を通した照明スケジュールを調整するなど、自然環境の再現に努めています。また、日頃からトレーニングを実施しており、健康管理にも注力しております。今後は今回の繁殖で得た知識と経験を最大限に活かし、エトピリカの繁殖と保全に役立てていきたいと考えています。
2022.08.24
生きもの情報
タコ?クラゲ?「タコクラゲ」を展示中!
「海月銀河」にて、「タコクラゲ」(約20匹)を展示しています。 【「タコクラゲ」展示概要】--> 【「タコクラゲ」展示概要】 展示期間: 8月13日から9月頃(予定) 場 所: 海遊館3階「海月銀河」 展 示 数: 約20匹(傘の直径およそ1~2cm) ※生物の状況により予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。 【タコクラゲについて】 タコクラゲは口腕と付属器(傘の下にある紐のような部分)が8本あるなど、外見がタコに似ていることからその名がついたといわれるクラゲの一種です。日本では、黒潮流域の温かい海で夏から秋にかけて見られます。微細なプランクトンを捕食するほか、 「 褐虫藻 」 という 藻類 を体の中に共生 させていて、それが光合成してつくりだした産物を栄養分として使用しています。「褐虫藻」の量によって褐色や青色など、体色の異なる個体がいます。
2022.08.15
生きもの情報
海鳥、エトピリカの雛が誕生しました !
~「アリューシャン列島」水槽内の巣穴で親鳥が子育て中です~ 2022年8月12日(金)に、エトピリカの雛が誕生しました。 現在、雛は巣穴の中で親鳥と過ごしているため、水槽外部から様子を見ることが難しいですが、孵化後50日ほどで巣立ちを迎えます。 また、今後2~3年かけて黒い羽と鮮やかで美しい嘴を持つ成鳥と同じ姿になります。 誕生したエトピリカの雛について 産卵日 2022年7月2日 孵化日 2021年8月12日 体 重 54.7g (孵化日) 親 鳥 父親・愛称「おこっぺ」母親・愛称「ところ」(2019、20、21年の繁殖と同じペア) エトピリカについて 和名:エトピリカ 英名:Tufted puffin 学名:Fratercula cirrhata チドリ目ウミスズメ科に分類される海鳥の一種で全長約 40cm になる。 北太平洋の亜寒帯域に広く生息する海鳥で、現在、日本国内では北海道の一部地域でのみ繁殖が確認されているものの、その数は少なく、環境省レッドリストにて絶滅危惧IA類(※)に分類されている。 島や海岸の崖上部の土中に巣穴を掘り、集団で営巣し、メスは 1回の産卵で1 個の卵を産む。 海遊館では現在、今回誕生した雛を含む8羽を飼育展示している。 ※レッドリスト絶滅危惧IA類レッドリストは「日本に生息又は生育する野生生物について、専門家で構成される検討会が、生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を科学的・客観的に評価し、その結果をリストにまとめたもの」。 また、絶滅危惧IA類は「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」を指す。 (いずれも環境省HPを参照)
2022.08.07
生きもの情報
※展示終了しました 大型のクラゲ「ビゼンクラゲ」を展示中!
「海月銀河」にて、「ビゼンクラゲ」(傘の直径およそ40㎝、計3匹)を期間限定で展示しています ※展示終了しました 【「ビゼンクラゲ」展示概要】 展示期間 8月7日から約1ヵ月(予定) 場 所 海遊館3階「海月銀河」 展 示 数 3匹(傘の直径およそ40cm) ※生物の状況により予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。 【ビゼンクラゲについて】学名 Rhopilema sp. 南日本の沿岸海域に生息する。かつて岡山県児島湾が名産地だったことから「備前クラゲ」の名がついたといわれている。有明海沿岸では「あかくらげ」と呼ばれている。食用になり、寒天質の傘の部分は厚くて硬く歯ごたえがある。そのことから英名では「Edible jellyfish」(食用クラゲ)と呼ばれている。大きな個体では60cm、20kgにもなる個体もいるといわれている。傘の縁に触手(しょくしゅ)はなく、8本の口腕(こうわん)には、それぞれ多数の棒状の付属器が付いている。傘は白く、口腕は赤い。傘の縁を力強く開閉させて活発に泳ぐ。7月から10月頃にかけて、有明海沖合で刺網漁(さしあみりょう)によって漁獲される。有明海で見られるものは、他の海域のものと別の種類の可能性もあり、現在研究が進められている。
2022.08.04
ニュース
飼育員のこだわりが詰まった「ぬいぐるみエラ付ジンベエザメ」が完成しました!
飼育員監修!細部までこだわったジンベエザメのぬいぐるみが 完成しました! 外側からは見えない、吸いこんだエサをこしとる機能をもつエラ穴とその内側までこだわったぬいぐるみが完成しました。まだまだ謎が多い世界最大の魚類・ジンベエザメの食べ方のひみつに迫ってみよう! ぬいぐるみエラ付ジンベエザメ 販売場所 海遊館オフィシャルショップ、海遊館オフィシャルショップオンライン 金 額 3,630円(税込) お問合せ 海遊館インフォメーション:06-6576-5501 世界初...!?ジンベエザメのエラをぬいぐるみで再現! ジンベエザメのエラを飼育員監修で忠実に再現!各エラには指がすぽっと入るサイズの穴があいています。体は巨大なジンベエザメですが、エサはとても小さなプランクトン。食事の時は大きな口で海水ごとエサを吸いこみ、エラを開いて海水だけを体外に出します。このジンベエザメのエサの食べ方を再現するためにエラ穴を開け、さらに内側の模様もリアルにこだわりました。 鰓耙(さいは)って何?ジンベエザメの食事のひみつ ジンベエザメの口の中には鰓耙(さいは)という黒いスポンジのようなフィルターがあり、そこでエサをキャッチします。鰓耙のおかげでエサが海水と一緒にエラから外に流れることなく食べることができます。この鰓耙もリアルに再現されていますので大きな口の奥をよ~くのぞきこんでみてくださいね! 他にもジンベエザメ愛があふれるこだわり盛りだくさん! エラや口の中以外にもジンベエザメのフォルムから胸びれ・背びれ・腹びれ、そして尾びれの位置や形までこだわりました。形はリアルにこだわりながらも触り心地はかなりむっちり。口やエラに手や指を入れていただくとまるでジンベエザメに飲み込まれているかのような感覚に・・・?さらに、お腹側にクラスパー(生殖器)があるオスとないメスが!お好きな方をお選びいただけます。また、ぬいぐるみのタグにはジンベエザメの飼育員こだわりポイントなどが書かれたミニ図鑑がついています。
2022.08.01
生きもの情報
ジェンツーペンギンの雛すくすく成長中です!
体重ふ化直後から約 23倍に成長し、最近は親鳥の元を離れて巣の周りで過ごす様子も見られます。 今後1ヶ月程で親鳥とほぼ同じ大きさまで成長し、雛特有の「綿羽」が抜け、成鳥と同じ羽に生え換わります。その後1ヶ月ほどで親鳥の元を離れ、単独で生活するようになります。 ジェンツーペンギンの親子(7月27日撮影) ジェンツーペンギンの親子(7月27日撮影) ジェンツーペンギンの親子(7月27日撮影) ジェンツーペンギンの親子(7月27日撮影) --> 【飼育員コメント】 親鳥に餌をねだる様子も多くみられており、よく食べ、よく寝てすくすくと成長中です。これまでは巣の中で親鳥と過ごしていることがほとんどでしたが、最近は巣の外にも興味が出てきたようで、巣から出て付近を歩き回ったりする様子も見られ始めています。巣立ちはもう少しかかりそうですが、今後も成長を見守って下さるとうれしいです。 ジェンツーペンギンの雛について 産 卵 日:2022年5月14日 孵 化 日:2022年6月23日 雛の体重:85.2g (出生直後)、1928g (7月25日時点) ジェンツーペンギンについて 英名:Gentoo penguin 学名:Pygoscelis papua 南極半島や南極周辺の島々に生息する。体長約75㎝で、頭頂部にある白い斑紋が特徴。小高い丘に雑草や小枝、小石で浅いクレーター状の巣を作り、メスは1回の産卵で通常2個の卵を産み、オスとメスが交代しながら温める。産卵後35~40日で孵化し、オスとメスが協力しながら子育てを行う。小魚、オキアミ、イカなどを食べる。 英名:Gentoo penguin 学名:Pygoscelis papua 南極半島や南極周辺の島々に生息する。体長約75㎝で、頭頂部にある白い斑紋が特徴。小高い丘に雑草や小枝、小石で浅いクレーター状の巣を作り、メスは1回の産卵で通常2個の卵を産み、オスとメスが交代しながら温める。産卵後35~40日で孵化し、オスとメスが協力しながら子育てを行う。小魚、オキアミ、イカなどを食べる。 -->
2022.07.29
生きもの情報
※たくさんのご応募ありがとうございました カリフォルニアアシカの赤ちゃん2頭の愛称を募集します!
現在すくすく成長中! 今年誕生したカリフォルニアアシカの赤ちゃん2頭の愛称を募集します。愛称の発表は9月上旬を予定しています。 募集を終了しましたたくさんのご応募ありがとうございました 愛称募集をするカリフォルニアアシカの赤ちゃんたち(2021年7月28日撮影) 今年6月に誕生した2頭のカリフォルニアアシカの赤ちゃんは、「モンタレー湾」水槽で母親が子育てを行っています。最近では母親から離れて単独で水中深くまで潜ってみる、赤ちゃん同士で一緒に過ごす、といった様子も見られるようになりました。 【飼育員のコメント】 2頭ともに順調に成長しており、徐々に性格にも個性が見え始めました。カリフォルニアアシカの子育ては生後一年ほど続きますが、ひとり立ちを見据え、赤ちゃんに近づく、体に触れるなど飼育員に慣れるトレーニングを進めている他、時折氷を渡すことで生活に刺激を与え、行動レパートリーを引き出す「エンリッチメント」の取り組みにも注力しています。今後の2頭の成長が楽しみです。 愛称の投票(専用フォーム)はこちら 愛称投票の概要 投票期間 2022年7月29日(金)14:00 ~ 8月24日(水)17:00 発表予定 2022年9月上旬 (海遊館館内、ホームページ、各種SNS等で発表予定) 投票方法 専用フォームよりご投票ください2頭の「愛称」「愛称に込めた想い」をご記入ください。※お一人様1回までの投票とさせていただきます。 選考方法 お寄せいただいた案から厳正な選考を行い、決定致します。 1頭目の赤ちゃん(通称:ナミ仔)について ■出生日:2022年6月19 日(日)午前4時28分 ■生まれた場所:館内「モンタレー湾」水槽内 ■父親:ミッチ(12歳) ■母親:ナミ(11歳) ■体長:約85cm(2022年7月28日、目測)■体重:16.0kg(2022年7月28日、実測)■性別:オス 2頭目の赤ちゃん(通称:アスカ仔)について ■出生日:2022年6月22 日(日)午前3時23分 ■生まれた場所:館内「モンタレー湾」水槽内 ■父親:ミッチ(12歳) ■母親:アスカ(12歳) ■体長:約80cm(2022年7月28日、目測)■体重:14.0kg(2022年7月28日、実測)■性別:メス
2022.07.05
調査・研究
世界初!ミナミイワトビペンギンの凍結精子を用いた人工授精に成功しました!
葛西臨海水族園との共同研究による世界初の快挙!ミナミイワトビペンギンの凍結精子を用いた人工授精の成功を確認 海遊館と葛西臨海水族園(東京都)は、共同でミナミイワトビペンギンの人工授精に取り組み、本種では世界初となる凍結した精子を用いた人工授精に成功しました。海遊館では平成23年より、野生下において絶滅の恐れがある本種の繁殖生態の解明と人工繁殖技術の確立を目指した研究を開始しました。平成28年からは葛西臨海水族園と連携し、同年に世界初となる液状保存の精子を用いた人工繁殖に成功しました。平成29年には両園館で共同研究契約を締結し、取り組みをさらに発展させるべく、精子の冷凍保存への研究を開始しました。昨年度に海遊館で飼育しているミナミイワトビペンギンから精子を採取、凍結保存の処理後に輸送し葛西臨海水族園の1羽のメスに対して人工授精を実施しました。人工授精を実施した1羽のメスは、4月4日、8日に計2つの卵を産み、5月8日に1羽のヒナが誕生しました。血液を用いたDNA検査の結果、凍結保存の精子を用いた人工授精によるヒナであることが判明しました。なお、孵化したヒナは、残念ながら5月10日に死亡しました。 今回実施した人工授精の結果 親鳥 母:葛西臨海水族園メス 父:海遊館オス 精子の処理 凍結保存 ※世界初 人工授精の実施日 3月28、31日 産卵日 4月4日 孵化日 5月8日 DNA検査の結果 人工授精によるヒナと判明 今後の取り組み 海遊館と葛西臨海水族園は協力関係をより深め、本種における人工授精の技術を確立させます。また、この技術を国内外の水族館や動物園に普及させることで、繁殖を推進し、絶滅のおそれがある野生下のミナミイワトビペンギンの種の保存にも貢献したいと考えています。 ミナミイワトビペンギンについて 英名:Eudyptes chrysocome 学名:Southern Rockhopper Penguin体長は成熟個体で45〜58cm、体重は2.2〜4.2kg。ペンギンのなかでも小型の種で、岩場を飛び跳ねながら移動することからこの名前がついたといわれています。目の上にある黄色い冠羽が特徴で、沿岸の岩場の小石や雑草で巣づくりをします。メスは1回の繁殖で通常2個の卵を産みます。ペンギンの中では気性がやや激しく、小魚やオキアミなどを食べます。
2022.07.04
生きもの情報
ジェンツーペンギンの雛が誕生しました!
~「南極大陸」水槽で、親鳥が子育て中です~ 5月14日に産卵を確認し、6月21日にはし打ち(雛がかえる前に卵を内側からくちばしでつつくこと)が始まったものの、孵化完了の目安でもある48時間が経過しても孵化が完了しなかったため飼育員が卵の殻を開けるなどの介助を行い誕生しました。 現在雛は親鳥のお腹の下ですごしており、親鳥たちから口移しで餌をもらう様子などを確認しています。毎朝行っている体重測定でも体重が増加しており、順調に成長しています。 ジェンツーペンギンの雛(6月26日撮影) 子育ての様子(6月28日撮影) 【飼育員コメント】 孵化に時間がかかったこともあり少し不安を抱えていましたが、親鳥から餌をもらう様子が確認できたり、だんだんと毎日大きくなっていく姿を見てほっとしているとともに嬉しく思っています。今はまだ雛の様子を確認することは難しいかもしれませんが、今後1か月ほどで巣から出る様子などが見られるかと思います。今後の成長の様子を一緒に見守ってもらえると嬉しいです。 今回孵化した雛について 産卵日:2022年5月14日 孵化日:2022年6月23日 大きさ:体重 85.2g (出生直後)、体重 377.1g (7/4時点) ジェンツーペンギンについて 英名:Gentoo penguin 学名:Pygoscelis papua 南極半島や南極周辺の島々に生息する。体長約75㎝で、頭頂部にある白い斑紋が特徴。小高い丘に雑草や小枝、小石で浅いクレーター状の巣を作り、メスは1回の産卵で通常2個の卵を産み、オスとメスが交代しながら温める。産卵後35~40日で孵化し、オスとメスが協力しながら子育てを行う。小魚、オキアミ、イカなどを食べる。