2018.05.23
ニュース
天保山大観覧車をライトアップ、直径約100m の万博誘致ロゴマークが出現!
2025年万博誘致を応援しています。 天保山大観覧車では、5月24日(木)19時30分から、これまでで最大規模※となる直径約100mの万博誘致ロゴマークを映し出します。※ポスターや壁面装飾、ラッピングなどで掲出された2025万博誘致ロゴマークとして、最大の大きさとなります。 天保山大観覧車 2025年万博誘致PRライトアップの概要 【点灯期間】 2018年5月24日(木)~11月(開催地決定前日まで) 【点灯時間】日没頃~22時※5月24日(木)は、19時30分から点灯いたします。※天保山大観覧車は日没頃~22時の間、常時ライトアップしていますが、毎時0、15、30、45 分から流れるプログラムの中で、各回「万博誘致PR コンテンツ」(1 分30秒)が2 回流れます。 【内 容】 万博誘致ロゴマークと「EXPO2025」の文字が交互に流れます。 → 天保山大観覧車についてはこちら そのほかの近鉄グループでの万博誘致PRの取り組み ◎近畿日本鉄道 ラッピングトレイン5月24日(木)と5月26日(土)から2編成、計10両に万博誘致ボディステッカーを掲出し、近鉄大阪線・奈良線・京都線、阪神なんば線など、2府3県(大阪府・京都府・奈良県・三重県・兵庫県)を走行します。あわせて、車内ポスターや駅吊り下げパネル看板などの掲出も実施します。◎近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店6月6日(水)から2階歩道橋入り口への看板などの掲出によりPR活動を展開します。 近鉄グループでは、近鉄グループホールディングス株式会社およびKNT-CTホールディングス株式会社が、2025日本万国博覧会誘致委員会のオフィシャルパートナーとして、大阪・関西への万博誘致活動に参画するなど、グループ各社で万博誘致PRを展開しています。
2017.12.28
ニュース
ミニ企画展「女子力全開!カマイルカ~育女たちの子育て~」を開催
水族館だからこそわかった、カマイルカの出産・子育てに迫るミニ企画展を開催! 海遊館のカマイルカたち。恋の季節の到来から、赤ちゃんが生まれてから大人になるまで、メスのイルカの子育ての様子など、水族館だからこそ解った出産・子育てに迫るミニ企画展です。 ミニ企画展『女子力全開!カマイルカ~育女たちの子育て~』 開催期間2017年12月1日(金)~2018年1月21日(日) 時 間海遊館営業時間と同じ 場 所海遊館4F ビューイングルーム 料 金海遊館入館料に含む 問合せ海遊館インフォメーション06-6576-5501
2017.06.07
ニュース
ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんが誕生しました!
新体感エリアの「フォークランド諸島」水槽で、愛くるしい姿の赤ちゃんと微笑ましい子育ての様子をご覧いただけます。 2017年6月7日(水)の朝、ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんが1羽誕生しました。一般公開中の「フォークランド諸島」水槽では、愛くるしい姿の赤ちゃんと微笑ましい子育ての様子をご覧いただけます。現在は親鳥が熱心に子育てをしています。赤ちゃんは親鳥のお腹の下に隠れていますが、親鳥が動いたタイミングなどに顔を出し、ピーピーと鳴く様子をご覧いただけます。 今回誕生したミナミイワトビペンギンの赤ちゃんは、人工授精を行った親鳥から産まれました。昨年、海遊館ではミナミイワトビペンギンの人工授精に世界で初めて成功しましたが、今回はさらに発展させた試みとして、凍結した精子を用いて人工授精を行いました。人工授精による赤ちゃんであるかどうかは、DNA検査を行い約1ヶ月後に判明する予定です。人工授精であることが確認できた場合、ミナミイワトビペンギンにおける凍結精子を用いた人工授精として、世界で初めて成功したことになります。
2017.03.13
ニュース
顔は生き様を表す!? 大型企画展「海遊館の顔博」を開催します
2017年3月17日(金)から2018年春まで、海遊館エントランスビル4Fにて、顔に特徴のある魚にスポットをあてた企画展「海遊館の顔博」を開催します。 魚の顔をよく見ると、ユニークな顔をしているもの、かわいい顔をしているもの、少し怖い顔をしているものなどさまざまです。今回の企画展では、 顔に特徴のある魚を集め、その特徴と役割を約16種50点の生き物の展示と合せて紹介します。海遊館では、魚たちの顔をじっくり観察していただき、生き物の姿とその生態に興味も持っていただければと考えています。 【海遊館の顔博概要】◆開催期間 2017年3月17日(金)~2018年春 ◆時 間 海遊館営業時間と同じ ◆場 所 海遊館エントランスビル4F ◆料 金 海遊館入館料に含む ◆問合わせ 海遊館インフォメーション 06-6576-5501 【予告】3月17日!海遊館の次の"顔"は誰...?
2016.10.08
ニュース
たくさんの笑顔に感謝!7,000万人目のお客様をお迎えしました
本日、7,000万人目のお客様をお迎えすることができました。 海遊館は、平成2年7月20日にオープンし、ジンベエザメをはじめ、自然環境と生命の美しさ、不思議さ、迫力を感じていただきたいと思い、様々な活動を続けてまいりました。そして、たくさんのお客様に笑顔で楽しんでいただけましたことを心より嬉しく思っております。 これからも、より一層の感動をお伝えできるよう、進み続けてまいります。
2016.07.22
ニュース
オスのジンベエザメ「海くん」がやってきました!
メスの「遊ちゃん」とともに、2匹で展示しています! 「太平洋」水槽に、7月22日(金)のAM07:40 にオスのジンベエザメ(愛称:海(かい)くん、推定年齢4~5歳、全長4.3m、推定体重約800kg)を搬入し、同日より展示しました。 現在「太平洋」水槽では、メスのジンベエザメ(遊(ゆう)ちゃん、全長5.03m、推定体重1,100kg、推定年齢8歳~9歳)を展示中で、今回の搬入によりジンベエザメの展示は2匹となります。 ▼新しくやってきたジンベエザメ「海くん」 今回搬入したジンベエザメは、平成27年6月14日に高知県室戸岬の定置網に入網し、同月16日より以布利センターで健康管理を行ってきました。 海遊館では、オスのジンベエザメの愛称は「海」くんを引き継ぐことにしています。 ▼ジンベエザメ「遊ちゃん」(上)と「海くん」(下) 海遊館の環境保全の取り組みを知る
2016.07.01
ニュース
ジェンツーペンギンが3羽誕生しました
~今月生まれの赤ちゃんたちが、かわいい盛りです~ 平成28年6月17日(金)から18日(土)にかけて、ジェンツーペンギンの赤ちゃんが計3羽誕生しました。一般公開中の「南極大陸」水槽では、まだ小さい赤ちゃんの愛くるしい姿と微笑ましい子育ての様子をご覧いただけます。 今回誕生したジェンツーペンギンの赤ちゃんは、3ペアの親鳥が子育て中で、順調に成長しています。担当の飼育員は毎朝赤ちゃんの体重を測定し、成長と健康状態を観察しています。 【ジェンツーペンギンの赤ちゃんについて】 《孵 化 日》 平成28年6月17日(金)2羽、18日(土)1羽《雛の大きさ》 体重83.1g~90.2g(孵化時) 体重371.6g~555.5g(6月30日) ※現在、「南極大陸」水槽で一般公開しています。※海遊館で生まれ生育したジェンツーペンギンは、今回の3羽を加えて、計12羽となりました。 【ジェンツーペンギンについて】 ジェンツーペンギン 英名:Gentoo penguin 学名:Pygoscelis papua ペンギン科。頭頂部にある白い斑紋が特徴。成長すると体長約75㎝になる。南極半島や南極周辺の島々に生息。小高い丘に雑草や小枝、小石で浅いクレーター状の巣を作り、メスは1回の産卵で通常2個の卵を産む。小魚、オキアミ、イカなどを食べる。今月生まれたミナミイワトビペンギン(3羽)とカリフォルニアアシカの赤ちゃん(1頭)も元気に育っており、かわいらしい盛りを迎えています。 →ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんが 3羽 誕生しました。→ミナミイワトビペンギンの赤ちゃん1羽、DNA検査の結果、人工受精による雛の誕生を確認しました~本種では世界初~→カリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました!~お母さんアシカも海遊館生まれです~
2016.06.17
ニュース
カリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました!~お母さんアシカも海遊館生まれです~
平成28年6月14日(火)の午前10時頃、「モンタレー湾」水槽でカリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました。 お母さんアシカの愛称は「ナミ」(5歳)。今回が初めての出産です。実はお母さんアシカになった「ナミ」も、海遊館生まれで(平成23年8月24日生まれ)、多くのお客様にご覧いただきながら元気に成長しました。 この度、初めての出産、子育てとなるため、落ち着かなく食欲がない様子が観察されていましたが、次第に慣れ、口先で赤ちゃんに授乳をうながすなど上手に子育てをしています。赤ちゃんは体長約60㎝(目測)、体重8.9㎏(6/15計測)で、性別はオスです。 アシカの赤ちゃんは生後約1年間、母親の母乳で育ちます。「モンタレー湾」水槽で、親子のほほえましい様子をご覧ください。 現在、「モンタレー湾」水槽では、平成26年5月生まれの「レオ」(2歳)と平成27年6月生まれの「しずく」も一緒に暮らしています。誕生したばかりの赤ちゃんが、アシカファミリーの新たな一員としてすくすく育ってくれるよう、しっかりと成長を見守ってまいります。
2016.06.07
ニュース
ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんが 3羽 誕生しました。
ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんが 3羽 誕生しました。ガラス越しではない「新体感エリア」で、子育ての様子を体感していただけます。 ■孵化日:6月月4日(土)、6月5日(日)、6月6日(月)■場 所:「フォークランド諸島」水槽 ▲ペアで大切に育てています(写真左:メス、右:オス) ▲大事すぎるくらいに大事にしています。 海遊館では、2011年からミナミイワトビペンギンの人工繁殖技術の確立を目指して、神戸大学大学院農学研究科の楠比呂志先生と共同で繁殖研究に取り組んできました。詳しくはこちら「機関誌かいゆう Vol.18」 研究開始から6年目となる今シーズンは、ミナミイワトビペンギンの繁殖に多くの実績を持つ葛西臨海水族園(東京)の協力を得て、8羽のオスから採取した精液を低温で保存しながら海遊館まで搬送し、3羽のメスに人工授精を施しました。 その後、4月下旬から5月上旬にかけて産卵があり、このたび、無事に3羽のヒナが誕生しました。現在、DNA検査を行って人工繁殖が成功したかどうか、確認しているところです。 海遊館では、この人工繁殖の技術を動物園・水族館に広く普及して、ミナミイワトビペンギンの繁殖を促進するとともに、個体数の減少が危ぶまれている野生個体の生息数維持と向上に貢献したいと考えています。
2015.12.04
ニュース
非常に珍しいイトマキエイの姿をご覧いただけます!
海遊館では、平成27年11月12日(木)にイトマキエイ2尾(オス、メス各1尾、体の幅約1.5m)を「太平洋」水槽に搬入しました。本種の飼育事例は少なく、現在、イトマキエイの生態を観察できるのは世界中の水族館でも海遊館のみです。現在、大きなヒレをはばたかせて泳ぐ姿や頭ビレと呼ばれる特徴的な部位を使って餌を食べる様子などをご覧頂けます。 イトマキエイは外洋で生活しているため、いつ、どこで見られるかわかっておらず、その生きた姿を観察する機会は多くありません。日本沿岸では稀に定置網に迷入し、標本の研究はありますが、水族館での飼育例はほとんどありません。この理由には、遊泳力の強いイトマキエイは輸送が難しく、飼育に大型水槽が必要であることが挙げられます。 海遊館では、高知県土佐清水市に「大阪海遊館 海洋生物 研究所 以布利(いぶり)センター」(以下、「以布利センター」)を設置し、地元の漁業関係者の協力を得て、大型海洋生物の飼育下研究を行っています。イトマキエイも対象種で、特に今回は健康管理のためのトレーニングを行い、船の甲板に直径8mの大型水槽を設置して、イトマキエイが自由に泳げる状態で高知県から大阪までの長距離輸送を行いました。 今後も海遊館では、知られざる海の生き物の生態を調べることで種の保護や環境保全に貢献し、同時にこれらを一般公開することにより多くのお客様に美しく多様性に満ちた海の生き物に関心を持っていただき、海遊館ならではの役割を果たしてまいります。 【イトマキエイについて】和名:イトマキエイ 英名:Spinetail mobula 学名:Mobula japanica トビエイ科。南日本から東シナ海、南シナ海、ハワイにかけて分布する大型のエイの仲間で、頭部の両端にある"糸巻きのような"頭ビレが特徴です。外洋で生活し、翼のような大きなヒレをはばたかせて泳ぎ、成長すると体の幅が3mにもなります。一般に知られるマンタ(オニイトマキエイやナンヨウマンタ)と姿が似ていますが、口の位置と幅の違いから見分けられます。イトマキエイの口は腹側に位置し、マンタの口は幅広く頭部の前にあります。マンタは、国内でも沖縄県などに有名な観察ポイントがありますが、イトマキエイを確実に見られる海域は今のところ知られておらず、詳しい生態は解っていません。 【イトマキエイの飼育下研究のポイント】現在、イトマキエイの長期飼育に成功し、生態解明のためのデータ収集を行っている水族館は海遊館のみとなりますが、今回の成果に至ったポイントは次のとおりです。 1.イトマキエイは定置網への迷入が稀で、飼育の機会が少ない。→地元の漁業関係者と協力体制を構築し、定置網に近い場所に以布利センターを設置しています。 2.イトマキエイは遊泳性が強いため、飼育に大型水槽を必要とする。→以布利センターは大型水槽(水量1,600tと3,300t)を備えています。 3.イトマキエイは遊泳性が強いため、輸送が難しい。→輸送船に大型水槽(直径8m、八角型)を設置し、イトマキエイが自由に泳げるよう工夫しました。→イトマキエイに誘導トレーニングを施した結果、安全にストレスなく輸送水槽に移動できました。 【イトマキエイの飼育下研究について】海遊館では、開館前の準備期から、黒潮海流が接岸する高知県土佐清水市にてジンベエザメなど海洋生物の調査を行ってきました。この調査活動を発展させるべく、平成9年に本格的な研究施設として以布利センターを設置し、地元定置網漁業の関係者の協力を得て対象生物を収集し、定置網に迷入したジンベエザメなど大型海洋生物の飼育下研究を行っています。イトマキエイについては、平成20年から飼育下研究の対象種として本格的な取り組みをはじめました。定置網への迷入が稀で、その時期や季節性も認められていないため、未だにいつどのような条件下で迷入するのか予測ができません。よって、地元漁業関係者と密な協力関係がなければ、突発的に迷入する イトマキエイの収集には至らず、加えて定置網漁から近い場所に大型水槽を備えた以布利センターを設置していることが成果に結びつきました。 現在、海遊館で飼育中のイトマキエイは、平成27年7月に定置網(以布利共同大敷組合が運営)に入網しました。以布利港内の生簀(7m×7m×深さ5m)に搬入後、イサザアミやオキアミを与えて餌付けに成功し、同年8月17日に以布利センターの水槽に移しました。 ここで、イトマキエイに対しては初めてとなる健康管理のためのトレーニングを開始し、手元から直接餌を与えることでビタミン類などの投薬ができるようになり、安全にストレスなく誘導できるようになったことから、血液性状などの基礎的なデータの収集も開始しました。この誘導トレーニングはイトマキエイを驚かせずに小型水槽に収容できるため、大阪への輸送の際にも非常に役立ちました。 また、平成20年にはじめて海遊館での展示に成功した際の飼育数は1尾でしたが、今回は2尾(オス、メス各1尾)であるため、成長に伴う行動変化やオスとメスによる繁殖行動の観察にも期待しています。これらのデータの収集により、イトマキエイの種の保存(域外保全)や回遊生態の解明、また生息環境の保全に役立てたいと考えています。 【イトマキエイの長距離輸送について】 以布利センターでは、平成20年から本格的にイトマキエイの飼育下研究に取り組んでいますが、高知県から大阪までの長距離輸送には課題が残っていました。過去2回のうち1回は、輸送中にイトマキエイが死亡してしまいました。外洋域で生活し遊泳力の高い(常に泳ぎ回る)イトマキエイを輸送するには、二通りの考え方があります。 ひとつは、大型の輸送用水槽を用いてイトマキエイを自由に泳がせながら輸送する方法。もうひとつは、逆に体と同じくらいの小さな水槽に入れ、泳ぎを制限することで壁面への衝突を防ぎ、興奮状態を抑えようとする考え方です。参考までに、大きな体で常に泳ぎ回るジンベエザメの輸送には、後者の方法を採用してよい成果を得ています。大型水槽を用いる前者の場合、船に水槽を積載する海上輸送しかなく、高知県から大阪まで20時間以上もの長い時間を要するとともに、悪天候の影響や季節によって気温や水温の維持が困難になります。 今回の輸送では、過去に行った陸上輸送に課題が残っていること、また、2尾のイトマキエイを輸送することから大型水槽を用いた海上輸送を選択しました。輸送当日は海況が悪化したため、予定していた太平洋の航路がとれず、瀬戸内海経由の航路となったため、輸送時間が当初計画の22時間を大幅に超え、約34時間の長距離かつ長時間輸送となりましたが、健康な状態で「太平洋」水槽に搬入することができました。 【大阪海遊館 海洋生物研究所 以布利センターについて】 平成9年9月24日、高知県土佐清水市以布利に開設。大型の円形水槽(直径約20m、水深約5m、容量約1,600t)と研究管理棟を設置。海遊館で展示する生物の収集、生態研究ならびに足摺岬周辺海域における海洋生物の基礎的研究を始めました。ジンベエザメなどの大型魚類の飼育を行い、健康管理のためのトレーニングや回遊経路調査などに取り組み、謎の多い海洋生物の生態調査や 繁殖研究を行っています。