2016.06.17
ニュース
カリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました!~お母さんアシカも海遊館生まれです~
平成28年6月14日(火)の午前10時頃、「モンタレー湾」水槽でカリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました。 お母さんアシカの愛称は「ナミ」(5歳)。今回が初めての出産です。実はお母さんアシカになった「ナミ」も、海遊館生まれで(平成23年8月24日生まれ)、多くのお客様にご覧いただきながら元気に成長しました。 この度、初めての出産、子育てとなるため、落ち着かなく食欲がない様子が観察されていましたが、次第に慣れ、口先で赤ちゃんに授乳をうながすなど上手に子育てをしています。赤ちゃんは体長約60㎝(目測)、体重8.9㎏(6/15計測)で、性別はオスです。 アシカの赤ちゃんは生後約1年間、母親の母乳で育ちます。「モンタレー湾」水槽で、親子のほほえましい様子をご覧ください。 現在、「モンタレー湾」水槽では、平成26年5月生まれの「レオ」(2歳)と平成27年6月生まれの「しずく」も一緒に暮らしています。誕生したばかりの赤ちゃんが、アシカファミリーの新たな一員としてすくすく育ってくれるよう、しっかりと成長を見守ってまいります。
2016.06.07
ニュース
ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんが 3羽 誕生しました。
ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんが 3羽 誕生しました。ガラス越しではない「新体感エリア」で、子育ての様子を体感していただけます。 ■孵化日:6月月4日(土)、6月5日(日)、6月6日(月)■場 所:「フォークランド諸島」水槽 ▲ペアで大切に育てています(写真左:メス、右:オス) ▲大事すぎるくらいに大事にしています。 海遊館では、2011年からミナミイワトビペンギンの人工繁殖技術の確立を目指して、神戸大学大学院農学研究科の楠比呂志先生と共同で繁殖研究に取り組んできました。詳しくはこちら「機関誌かいゆう Vol.18」 研究開始から6年目となる今シーズンは、ミナミイワトビペンギンの繁殖に多くの実績を持つ葛西臨海水族園(東京)の協力を得て、8羽のオスから採取した精液を低温で保存しながら海遊館まで搬送し、3羽のメスに人工授精を施しました。 その後、4月下旬から5月上旬にかけて産卵があり、このたび、無事に3羽のヒナが誕生しました。現在、DNA検査を行って人工繁殖が成功したかどうか、確認しているところです。 海遊館では、この人工繁殖の技術を動物園・水族館に広く普及して、ミナミイワトビペンギンの繁殖を促進するとともに、個体数の減少が危ぶまれている野生個体の生息数維持と向上に貢献したいと考えています。
2015.12.04
ニュース
非常に珍しいイトマキエイの姿をご覧いただけます!
海遊館では、平成27年11月12日(木)にイトマキエイ2尾(オス、メス各1尾、体の幅約1.5m)を「太平洋」水槽に搬入しました。本種の飼育事例は少なく、現在、イトマキエイの生態を観察できるのは世界中の水族館でも海遊館のみです。現在、大きなヒレをはばたかせて泳ぐ姿や頭ビレと呼ばれる特徴的な部位を使って餌を食べる様子などをご覧頂けます。 イトマキエイは外洋で生活しているため、いつ、どこで見られるかわかっておらず、その生きた姿を観察する機会は多くありません。日本沿岸では稀に定置網に迷入し、標本の研究はありますが、水族館での飼育例はほとんどありません。この理由には、遊泳力の強いイトマキエイは輸送が難しく、飼育に大型水槽が必要であることが挙げられます。 海遊館では、高知県土佐清水市に「大阪海遊館 海洋生物 研究所 以布利(いぶり)センター」(以下、「以布利センター」)を設置し、地元の漁業関係者の協力を得て、大型海洋生物の飼育下研究を行っています。イトマキエイも対象種で、特に今回は健康管理のためのトレーニングを行い、船の甲板に直径8mの大型水槽を設置して、イトマキエイが自由に泳げる状態で高知県から大阪までの長距離輸送を行いました。 今後も海遊館では、知られざる海の生き物の生態を調べることで種の保護や環境保全に貢献し、同時にこれらを一般公開することにより多くのお客様に美しく多様性に満ちた海の生き物に関心を持っていただき、海遊館ならではの役割を果たしてまいります。 【イトマキエイについて】和名:イトマキエイ 英名:Spinetail mobula 学名:Mobula japanica トビエイ科。南日本から東シナ海、南シナ海、ハワイにかけて分布する大型のエイの仲間で、頭部の両端にある"糸巻きのような"頭ビレが特徴です。外洋で生活し、翼のような大きなヒレをはばたかせて泳ぎ、成長すると体の幅が3mにもなります。一般に知られるマンタ(オニイトマキエイやナンヨウマンタ)と姿が似ていますが、口の位置と幅の違いから見分けられます。イトマキエイの口は腹側に位置し、マンタの口は幅広く頭部の前にあります。マンタは、国内でも沖縄県などに有名な観察ポイントがありますが、イトマキエイを確実に見られる海域は今のところ知られておらず、詳しい生態は解っていません。 【イトマキエイの飼育下研究のポイント】現在、イトマキエイの長期飼育に成功し、生態解明のためのデータ収集を行っている水族館は海遊館のみとなりますが、今回の成果に至ったポイントは次のとおりです。 1.イトマキエイは定置網への迷入が稀で、飼育の機会が少ない。→地元の漁業関係者と協力体制を構築し、定置網に近い場所に以布利センターを設置しています。 2.イトマキエイは遊泳性が強いため、飼育に大型水槽を必要とする。→以布利センターは大型水槽(水量1,600tと3,300t)を備えています。 3.イトマキエイは遊泳性が強いため、輸送が難しい。→輸送船に大型水槽(直径8m、八角型)を設置し、イトマキエイが自由に泳げるよう工夫しました。→イトマキエイに誘導トレーニングを施した結果、安全にストレスなく輸送水槽に移動できました。 【イトマキエイの飼育下研究について】海遊館では、開館前の準備期から、黒潮海流が接岸する高知県土佐清水市にてジンベエザメなど海洋生物の調査を行ってきました。この調査活動を発展させるべく、平成9年に本格的な研究施設として以布利センターを設置し、地元定置網漁業の関係者の協力を得て対象生物を収集し、定置網に迷入したジンベエザメなど大型海洋生物の飼育下研究を行っています。イトマキエイについては、平成20年から飼育下研究の対象種として本格的な取り組みをはじめました。定置網への迷入が稀で、その時期や季節性も認められていないため、未だにいつどのような条件下で迷入するのか予測ができません。よって、地元漁業関係者と密な協力関係がなければ、突発的に迷入する イトマキエイの収集には至らず、加えて定置網漁から近い場所に大型水槽を備えた以布利センターを設置していることが成果に結びつきました。 現在、海遊館で飼育中のイトマキエイは、平成27年7月に定置網(以布利共同大敷組合が運営)に入網しました。以布利港内の生簀(7m×7m×深さ5m)に搬入後、イサザアミやオキアミを与えて餌付けに成功し、同年8月17日に以布利センターの水槽に移しました。 ここで、イトマキエイに対しては初めてとなる健康管理のためのトレーニングを開始し、手元から直接餌を与えることでビタミン類などの投薬ができるようになり、安全にストレスなく誘導できるようになったことから、血液性状などの基礎的なデータの収集も開始しました。この誘導トレーニングはイトマキエイを驚かせずに小型水槽に収容できるため、大阪への輸送の際にも非常に役立ちました。 また、平成20年にはじめて海遊館での展示に成功した際の飼育数は1尾でしたが、今回は2尾(オス、メス各1尾)であるため、成長に伴う行動変化やオスとメスによる繁殖行動の観察にも期待しています。これらのデータの収集により、イトマキエイの種の保存(域外保全)や回遊生態の解明、また生息環境の保全に役立てたいと考えています。 【イトマキエイの長距離輸送について】 以布利センターでは、平成20年から本格的にイトマキエイの飼育下研究に取り組んでいますが、高知県から大阪までの長距離輸送には課題が残っていました。過去2回のうち1回は、輸送中にイトマキエイが死亡してしまいました。外洋域で生活し遊泳力の高い(常に泳ぎ回る)イトマキエイを輸送するには、二通りの考え方があります。 ひとつは、大型の輸送用水槽を用いてイトマキエイを自由に泳がせながら輸送する方法。もうひとつは、逆に体と同じくらいの小さな水槽に入れ、泳ぎを制限することで壁面への衝突を防ぎ、興奮状態を抑えようとする考え方です。参考までに、大きな体で常に泳ぎ回るジンベエザメの輸送には、後者の方法を採用してよい成果を得ています。大型水槽を用いる前者の場合、船に水槽を積載する海上輸送しかなく、高知県から大阪まで20時間以上もの長い時間を要するとともに、悪天候の影響や季節によって気温や水温の維持が困難になります。 今回の輸送では、過去に行った陸上輸送に課題が残っていること、また、2尾のイトマキエイを輸送することから大型水槽を用いた海上輸送を選択しました。輸送当日は海況が悪化したため、予定していた太平洋の航路がとれず、瀬戸内海経由の航路となったため、輸送時間が当初計画の22時間を大幅に超え、約34時間の長距離かつ長時間輸送となりましたが、健康な状態で「太平洋」水槽に搬入することができました。 【大阪海遊館 海洋生物研究所 以布利センターについて】 平成9年9月24日、高知県土佐清水市以布利に開設。大型の円形水槽(直径約20m、水深約5m、容量約1,600t)と研究管理棟を設置。海遊館で展示する生物の収集、生態研究ならびに足摺岬周辺海域における海洋生物の基礎的研究を始めました。ジンベエザメなどの大型魚類の飼育を行い、健康管理のためのトレーニングや回遊経路調査などに取り組み、謎の多い海洋生物の生態調査や 繁殖研究を行っています。
2015.10.06
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オウサマペンギンの赤ちゃんが誕生しました!
9月25日(金)、「南極大陸」水槽でオウサマペンギンの赤ちゃんが誕生しました。 《産 卵 日》 平成27年7月31日(金) ※卵の長径102.0mm、短径71.0mm、重量273.3g 《ふ 化 日》 平成27年9月25日(金) ※産卵後56日目、体長約10cm(目測)、体重186.9g 《雛の大きさ》 体長約15cm(目測)、体重511g ※10月6日現在 赤ちゃんはまだまだ小さいため、親鳥のおなかの下からわずかに顔をのぞかせるくらいです。これからぐんぐん成長し、かわいらしい姿が見られるように飼育スタッフが見守ります。 「南極大陸」水槽では、アデリーペンギン2羽(6月21日と6月23日)とジェンツーペンギン(7月20日)が誕生し、それぞれ元気に成長しています。
2014.10.31
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「サーフ」と「レオ」です。よろしくね!イルカとアシカの赤ちゃん愛称が決まりました。
赤ちゃん(カマイルカとカリフォルニアアシカ)の愛称募集に、多数のご応募ありがとうございました。 「呼びやすく覚えてもらいやすい」、「元気に育ってほしい」の願いをこめて、カマイルカとアシカの飼育担当者が選考させていただきました。 結果、イルカの赤ちゃんは「サーフ」、アシカの赤ちゃんは「レオ」に決定しました! 【命名の理由】 ~カマイルカの赤ちゃん~ 夏生まれなので夏の遊びに関連のある名前を、と思いサーフィンからサーフ。またサーフィンは波に乗るもので、イルカの赤ちゃんには人気の波に乗って海遊館の主役になってほしいとの願いから。 ~カリフォルニアアシカの赤ちゃん~ 海のライオンの赤ちゃんなので、ジャングル大帝「レオ」より。「レオ」のように好奇心旺盛で人気者になって欲しいから。 「サーフ」と「レオ」にご応募いただいた皆様、素敵な名前をお送りいただき、本当にありがとうございます! 「サーフ」は、8月23日に生まれました。誕生から2ヶ月が経ち、とても元気に成長しています。母親の「アーチ」にぴったりと寄りそって泳いでいることが多いのですが、アーチから離れて自分だけで泳いだり、他のイルカと一緒に泳いだりすることもだんだん増えてきました。すっかり「タスマン海」水槽での生活に慣れているようで、微笑ましくかわいらしい様子が人気です。 ・母親の「アーチ」と一緒に泳ぐ「サーフ」(2014年10月27日撮影) 「レオ」は、5 月19 日に生まれました。お腹がすくと母親の「スミレ」のミルクを飲み、夜は一緒に眠ります。日中は単独で過ごす時間が増え、アクリルパネル越しにお客様と遊んだり、水槽を掃除中のダイバーにじゃれついたりする姿が可愛らしく、元気でやんちゃ盛りです。 ・英語のSea lion(海のライオン)にちなんで「レオ」。"海の百獣の王"になれるかな(2014年10月24日撮影)。 海遊館では、「サーフ」と「レオ」がすくすくと元気に育ち、多くの方に愛される人気者になって欲しいと願っています。
2014.09.30
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※カマイルカ&カリフォルニアアシカの赤ちゃんの愛称の多数のご募集ありがとうございました!
※多数のご応募ありがとうございました。 10月下旬に愛称をホームページなどで発表させていただきます。 名付け親に抽選で「プチ・ドルフィンスイム」などの特別体験をプレゼント!! 平成26年8月23日(土)に誕生したカマイルカの赤ちゃんと、平成26年5月19日(月)に誕生したカリフォルニアアシカの赤ちゃんの愛称を募集します。 募集期間は平成26年10月1日(水)から10月13日(月・祝)までの13日間で、応募方法はメールです。 元気いっぱいに成長してくれるよう想いをこめた、呼びやすい愛称をつけてくださった方の中から抽選で、カマイルカの赤ちゃんを間近で見ることができる「プチ・ドルフィンスイム」やアシカの赤ちゃんの暮らしを紹介する「スペシャルバックヤードツアー」の体験を各1名様にプレゼントします。 さらに、応募者全員の中から抽選で10名様に海遊館オリジナルグッズをプレゼントします。 カマイルカの赤ちゃんは、8月23日に生まれました。現在の推定体長は約100cmで、性別はオスです。誕生から1ヶ月が経ち、赤ちゃんがとても元気に成長していることから、愛称を募集することにしました。母親の「アーチ」(体長約200cm、推定年齢30歳)にぴったりと寄りそって泳ぎ、微笑ましくかわいらしい様子が人気です。 カリフォルニアアシカの赤ちゃんは、5 月19 日に生まれました。現在の推定体長は約100cmで、性別はオスです。お腹がすくと母親の「スミレ」(体重約85.5kg、12歳)のミルクを飲み、夜は一緒に眠ります。日中は単独で過ごす時間が増え、アクリルパネル越しにお客様と遊ぶ姿が可愛らしく、元気でやんちゃ盛りです。 海遊館では、今年誕生した2頭がすくすくと元気に育ち、多くの方に愛される人気者になって欲しいと願っています。元気に泳ぐ新しい命にぴったりの愛称をお待ちしています。 【カマイルカ】 《出生日》 平成26年8月23日 《推定体長》 約100cm 《性別》 オス 《母親》 愛称「アーチ」:体長 約200cm、体重 約120kg、推定年齢 30歳 《父親》 愛称「クルー」 :体長 約195cm、体重 約100kg、推定年齢 27歳 《海遊館のカマイルカの愛称》 クルー(♂)、キール(♂)、アーチ(♀)、アクア(♀)、ルーシー(♀)、ミュー(♀) 【カリフォルニアアシカ】 《出生日》 平成26年5月19 日 《体長》 推定体長 約100cm 《性別》 オス 《母親》 愛称「スミレ」:体重 約 85.5kg、年齢12歳 《父親》 愛称「ルーク」:体重 約236.5kg、年齢25歳 《海遊館のカリフォルニアアシカの愛称》 ルーク(♂)、コア(♂)、ミッチ(♂)、リップ(♀)、スミレ(♀)、ナミ(♀)、アスカ(♀)、ホタル(♀) 【愛称の募集について】 ①募集期間:平成26年10月1日(水)~10月13日(月・祝) 13日間 ②発表予定:平成26年10月下旬 海遊館ホームページなどで発表 ③選考方法: 応募の中からカマイルカとアシカの飼育担当者が選考します。選考基準は、呼びやすく覚えてもらいやすい愛称であること、元気に育ってくれるよう願いがこめられた愛称であることの2点です。 ⑤命名者と応募者へのプレゼント: A賞)特別体験 計2名様(命名者の中から抽選) ・イルカの赤ちゃんの命名者:「プチ・ドルフィンスイム」1名様 ドライスーツとマスク、シュノーケルを装着しカマイルカの水槽に入り、水面に浮いてイルカの赤ちゃんの様子を観察します。 ※ドライスーツのサイズに制限があることから、身長150cm以上の方が対象となります。 ・アシカの赤ちゃんの命名者:「アシカ・スペシャルバックヤードツアー」 1名様 アシカの赤ちゃんの暮らしをバックヤードからご案内する、スペシャルツアーです。 B賞)海遊館オフィシャルショップ オリジナルグッズセット 計10名様(応募者全員から抽選) ※収集した個人情報は、本件にかかわる目的にのみ使用いたします。
2014.08.06
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海遊館が日本、アジアの水族館ランキングの両方で堂々の第1位!
世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor®」によるもので、トリップアドバイザー上に投稿された世界中の旅行者の口コミ評価をもとに、観光スポットの定番・動物園と水族館をランキング化した「トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光スポット2014 ~動物園・水族館編~」で発表され、海遊館が日本とアジアの水族館ランキングの両方で第1位となりました。 世界中のお客様から、高い評価をしていただき、とてもうれしく思っています。 これからも、世界中から訪れるお客様に、「自然環境と生命」の美しさ、かけがえのなさをお伝えするための努力を続けてまいります。 ※トリップアドバイザー株式会社(http://www.tripadvisor.jp/)が発表した資料は、下記のURLからご覧いただけます。 「トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光スポット2014 ~動物園・水族館編~」 ※「トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光スポット2014 ~動物園・水族館編~」の地域別ランキングは、下記のURLからご覧いただけます。 おすすめの水族館トップ10 ‐ 日本(海遊館1位)おすすめの水族館トップ25 ‐ アジア(海遊館1位)おすすめの水族館トップ25 ‐ 全世界(海遊館13位)
2014.06.25
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ジェンツーペンギンの赤ちゃんが6/12に誕生! 今年もベビーラッシュに期待です。
平成26年6月12日(木)に「南極大陸」水槽でジェンツーペンギンの赤ちゃんが誕生し、元気に育っています。まだ小さい赤ちゃんが、親鳥から口移しで餌をもらうなどの愛くるしい姿と、微笑ましい子育ての様子をご覧いただけます。 ジェンツーペンギンは、小石を集めて巣をつくり、通常1 度の産卵で2 つの卵を産み、オスとメスが交替で卵を温め、およそ35日後に赤ちゃんが誕生します。子育てもオスとメスが協力して行い、赤ちゃんがお腹をすかせた仕草を見せると、親鳥が口移しで餌を与えます。この様子はとても微笑ましく、親子の愛情を感じさせます。 また飼育係員は、赤ちゃんの健康状態を確認するため、毎日開館時間前に赤ちゃんの体重を測定しています。赤ちゃんの成長は早く、孵化後およそ1 ヵ月で巣から出るようになり、「南極大陸」水槽内をうろうろと歩きはじめます。 海遊館で生まれたジェンツーペンギンの赤ちゃんは、今回の1 羽を加えて計8 羽となりました。現在、海遊館の「南極大陸」水槽では、ジェンツーペンギン2 ペアとアデリーペンギン3 ペアがそれぞれ卵を温めており、続けてたくさんの赤ちゃんが誕生するように飼育係員が見守っています。 【ジェンツーペンギンの赤ちゃんについて】 ※現在、「南極大陸」水槽で一般公開しています 《産卵日》 平成26年5月7日(水) *卵の長径約70.2mm、短径約54.6mm、重量約117.4g《孵化日》 平成26年6月12日(木) *産卵後36日目《雛の大きさ》 体長約8㎝、体重117g(体長は目測、6月15日現在) 【ジェンツーペンギンについて】 英名:Gentoo penguin 学名:Pygoscelis papua ペンギン科。頭頂部にある白い斑紋が特徴。成長すると体長約75㎝になる。南極半島や南極周辺の島々に生息。小高い丘に雑草や小枝、小石で浅いクレーター状の巣を作り、メスは1回の産卵で通常2個の卵を産む。小魚、オキアミ、イカなどを食べる。
2014.05.22
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カリフォルニアアシカの赤ちゃんが生まれました!
「モンタレー湾」水槽でカリフォルニアアシカの子育てが始まりました!時間や場所によっては、子育ての様子をご覧いただけます 平成26年5月19日(月)の13時32分、「モンタレー湾」水槽でカリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました!母子ともに元気で、生まれて1時間後には授乳の様子も確認しています。 今回出産したカリフォルニアアシカは、愛称「スミレ」(体重90kg、年齢11歳)、父親は「ルーク」(体重約250kg、年齢24歳)で、スミレは今回が2回目の出産です。 スミレは前あしを使って赤ちゃんを'よしよし'するように優しくなでるような仕草をしたり、自分の餌の時間も赤ちゃんの鳴き声を聞くとすぐ赤ちゃんの元にかけつけたりと、赤ちゃんをとても大切にしながら上手に子育てをしています。 生時の赤ちゃんは体長約70㎝、体重9.02㎏で、性別はまだわかっていません。産後の経過は順調で、赤ちゃんが元気に母乳を飲む様子も確認しています。アシカの赤ちゃんは生後約1年間母親の母乳で成長します。現在お客様がご覧いただける展示水槽内で子育てを行っているため、時間や場所によっては親子のほほえましい様子をご覧いただけます。 「モンタレー湾」水槽には、赤ちゃんの父親であるルークだけではなく、平成23年6月にスミレが出産した「コア」(体重53kg、年齢3歳)も一緒に暮らしています。誕生したばかりの赤ちゃんが、アシカファミリーの新たな一員としてすくすく育ってくれるよう、しっかりと成長を見守っていきたいと考えています。 【優しく子育てするお母さんアシカ「スミレ」と赤ちゃんの様子】 1.今回生まれたカリフォルニアアシカの赤ちゃんについて 生年月日 平成26年5月19日(月) 生まれた場所 海遊館7階「モンタレー湾」水槽内 出生時の状況 観察強化中の飼育係員が見守る中、13時32分に誕生。約1時間後に最初の授乳も確認。 出生時の赤ちゃんのデータ 体長 約70cm(目測) 体重 9.02㎏(実測) 性別 不明 2.カリフォルニアアシカについて 和名 カリフォルニアアシカ英名 California sea lion学名 Zalophus californianus 鰭(き)脚(きゃく)目(もく)アシカ科。 北太平洋東岸のみに生息します。成長するとオスは体長約200cm、体重約300kg、メスは体長約170cm、体重約100kgになります。オスは全身こげ茶色で、メスはやや淡いこげ茶色です。 四肢が発達し、水中遊泳だけでなく、陸上歩行にも役立っています。 一夫多妻で、1頭のオスが約30頭のメスや子どもを率いて「ハーレム」と呼ばれる群れを作ります。自然界では5~6月が交尾の時期で、妊娠期間は約1年間。通常1回の出産で1頭の子どもを産み、生後約1年間授乳を続けます。メスは3~4歳、オスは5歳前後で性的に成熟し、繁殖に関わります。
2014.05.19
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生後5ヵ月のわんぱく盛り、コツメカワウソの四兄妹!
【お知らせ】6月2日(月)より、コツメカワウソの子どもたちは、バックヤードで健康診断を行うことになりました。子どもたちをご覧いただくことができなくなりますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。尚、企画展示「体感!熱帯雨林」の水辺コーナーでは、引き続きコツメカワウソをご覧いただけます。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 開催中の企画展示「体感!熱帯雨林」内の特設水槽に、生後5ヵ月になるコツメカワウソの四兄妹がデビューします。期間は、平成26年5月21日(水)から平成27年1月12日(月・祝)まで、デビューするのは四兄妹とその母親(愛称:アヤメ)の計5頭です。コツメカワウソの四兄妹はバックヤードで生まれ、一般公開するのは今回が初めてです。※コツメカワウソの体調などにより、展示する頭数が変更になる場合があります。 今回展示するコツメカワウソの四兄妹は、平成25年12月29日と30日に誕生しました。 母親のミルクを卒業し餌の魚を自分で食べ、プールで泳ぐことができるようになったことから、一般公開することにしました。四兄妹が生まれた時の体長は約8cm、体重46~57gで人間の手のひらに乗るほどの大きさでしたが、現在は全長約30cm、体重約1.3kgと母親の半分くらいに成長しました(母親は全長約70cm、体重約3㎏)。四兄妹はとても活発で何にでも興味を持ち、母親が食べている餌を横取りするなど、わんぱく盛りでかわいらしい時期です。海遊館では、元気で微笑ましい様子をたくさんのお客様にご覧いただきたいと考えています。 【コツメカワウソ四兄妹の展示について】 展示開始 平成26年5月21日(水)~平成27年1月12日(月・祝)※企画展示「体感!熱帯雨林」の開催期間中になります※生き物の体調などにより、予告なく展示数を変更または中止する場合があります展示場所 海遊館エントランスビル4階「新体感エリア」特別展示室展 示 数 5頭(母親と子ども4頭)母親:愛称「アヤメ」子ども:愛称「ワラビ」「ツクシ」「スイカ」(3頭がオス)、「コノハ」(1頭のみメス)性格など「ワラビ」貝殻などのおもちゃが好きで、一人で遊ぶことが多い。「ツクシ」甘えん坊で母親のアヤメから餌の魚をもらっている。顔が大きい。「スイカ」おっとりした性格で、ぼんやりとしていることが多い。「コノハ」四兄妹で最も気が強い。餌の時間は飼育係員から離れないくいしんぼう。 【コツメカワウソ】 英名 Asian small clawed otter 学名 Amblonyx cinereaイタチ科。カワウソの仲間では最も小型の種。東南アジアに分布する。四肢の指に小さく短い爪があることから、この名前がついた。指先は器用で上手にものをつかむことが出来る。小魚やカエルなどを食べる。かつて日本には「ニホンカワウソ」が生息していたが、2012年8月に絶滅種に指定された。