オシドリひな・その後

7月17日にお知らせした「日本の森」のオシドリひなたちです。
「可愛らしいヒナたち」

7月23日で生後1か月を迎え、それからさらに1週間たちました。
ひなたちの成長のようすをご覧ください。

【▼6月23日】
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ふ化当日のひなたちです。サイズとしては私の手のくぼみに入りそうな大きさ、ゴルフボールくらいかな?
ふ化直前まできたのにふ化できず卵の中で死亡したひなを測定すると33.5g、35gだったので、このヒナたちも35g前後ではないかと思います。

【▼7月3日】

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ふ化から約10日。大きくなったような気もするが、あまり変化はない?
ちょうどこの日より2日前の7月1日に餌に夢中なひなたちをひょいと体重計に乗せて想定することができました。結果、体重は38~52g。8羽の間で大小に差がでていました。

【▼7月5日】
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7月4日にも体重測定ができました。驚いたことに59~85g!7月1日の結果を受け、餌量をかなり増やしましたが、3日で20~30g増えとるし!!そして、くちばしの先が赤くなり、オシドリっぽくなってきました。

【▼7月12日】
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ふ化から約20日。体の羽が茶色になり、ひなの丸みがなくなってきました。7月11日に体重測定したところ、108~152gで100gを超えました。
とにかく「腹減ったー」で、キンクロハジロさんがワカサギを食べていたら、口から奪うひなが現れました。キンちゃん、ごめん...。

【▼7月20日】
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ふ化後約1か月。もうオシドリといってもよいでしょう。ひなっぽさはあまりなくなりました。20日の体重は190~330g。成鳥でも500gぐらいですから、大きさはまだ成長にはかないません。このころから、くっついているうちに他からいじめられるコがでてきました。ずっとではないのですけども強めにつつかれてました...。ちなみにいじめられていたのはちびっこではありません。不思議だ。

【▼7月27日】
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ふ化後5週間。大きいコはぱっとみたら母親と遜色ありません。さすがにひょいっと捕まえにくくなり、大きいコは測定できませんでしたが、中型のコで380gくらいでした(成鳥は500~600gです)。
何羽かは水辺の草むらで長く伸びたミソハギをくわえてびょんびょん振り回して遊んでいました(笑)
ふ化後1か月半で飛ぶこともできるようになるとのことなので、あと1週間もすればみんな飛ぶのでしょうか...。
今回は全部で15個産卵し、うち3個は水の中に落下してしまいましたが、12個中8個がふ化したということになります。
ふ化しなかった4個のうち2個は未授精卵あるいは発生初期で中止した卵、あと2つは末期中止卵でした。
オシドリの巣箱と母親がお留守のすきに撮影した巣のようすもご紹介。

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巣の土台は葉っぱや木の枝などでできていますが、そこに母親は自分の羽毛をしきつめふかふかのベッドをつくっていました。
産卵初日は5月1日で15個の卵を1か月かけて産み、温め始めた(巣の中にこもる)のが6月1日でしたので、産卵は1か月要したということになります。
これの何がすごいって、ふ化は全個体同時期にするわけですから、最初に産まれた卵は母親があたためるまで、発生を止めているってことになります。
また、卵の大きさは42g~48gでしたが、小さいから発生しないとかではありませんでした。

本当に不思議ですね。

この後も成長を見守りたいと思いますが、闘争が起きたりしたら移動する可能性もありますのでご了承願います。

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